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【mobidec 2001】
ギガフロップスの中村氏、「ゲーム以外のiアプリに成功のチャンス」

 携帯電話向けのコンテンツやアプリケーションの開発者を対象とした技術カンファレンス「mobidec 2001」初日の最後の講演に登場したのは、ギガフロップスの中村陸社長。同氏は「iアプリの応用例と機種依存について」と題した講演を行なった。


iアプリの登場はビジネスチャンス

中村陸社長

ギガフロップス
中村陸社長
 中村氏は、「携帯電話は他人に見られるものだから、ユーザーはストラップを付けたり、着メロを変更したりしてカスタマイズしている。iアプリの登場により、さらにカスタマイズの自由度が高まった」と、ユーザーサイドの変化とともに、「サーバーと通信できるということから、コストや使用環境の問題からPDAやノートPCを導入できないような場合でも安価なネットワーク端末として携帯電話を使えるようになった。これにより、企業向けのソリューションビジネスの可能性も生まれた」と語った。

 Javaを活用したビジネスのパターンとして同氏が挙げたのは「汎用的なブラウザー型アプリを配布し、そこに広告を配信するようなメディア的事業」、「公式メニュー内での有料アプリの配信」、「従来のシステムに携帯電話からもアクセスできるということをウリにしたSI事業」の3つ。


iアプリの実態

 ギガフロップスではiアプリのダウンロードサイト「ギガアプリ」を運営しているが、同氏はこのサイトを運営することで分かった興味深い統計の数々を披露した。

 現在までに同サイトに登録されたiアプリの件数は約4600件。このうち約600件が公式サイトで配布されているiアプリで、その以外の約4000件が一般サイトで配布されている。なお、この4000件のうち3000件は、iモード端末からあらかじめ用意されたテンプレートに従い操作することで作成できる簡単なもので、オリジナルの一般アプリは1000件程度になるという。

 登録ジャンル別では、ゲームが50%でトップ。以降、ツール(24%)、エンターテイメント(8%)、インターネット/iモード(7%)といった順になっている。実際のダウンロード件数ではゲームが84%と、さらに高い割合を占めているという。

 同氏によると、「ゲームについては、音が出るものほうが人気が高いという傾向が見られるほか、名前の付け方によってもダウンロード件数に大きく差が出る」のだという。これについて同氏は、「例えば、6月の人気アプリのうち、3位に入っている『インベーダゲーム』よりも10位の『すたしゅー』というゲームのほうが明らかに面白く、よくできているが、ネーミングによって、これだけ順位に差が出てしまう」と、その具体例を示した。


マーケットはゲーム以外のところに

 こうしたゲーム中心のiアプリの実情を「危惧する」という中村氏。

 同氏は「雑誌などの出版物で紹介されているiアプリのほとんどがゲームだということもあり、ゲーム依存という状況になっている。しかし、iアプリにはゲーム以外の使い道もあるはず。逆に、ゲーム以外の部分にチャンスがあるのではないか」と、会場につめかけた開発者たちに向かって呼びかけ、講演を終えた。


・ ギガフロップス
  http://www.gigaflops.co.jp/

ギガフロップス、iモード向けのJavaプログラムを集めたサイト
ギガフロップス、iアプリの有料ダウンロードサービスを開始


(湯野 康隆)
2001/08/29 23:19

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