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【CEATEC JAPAN 2001】
松下、「ジョグホイール」搭載端末のプロトタイプを展示

松下ブース

 松下電器産業のブースで最も面白かったのは、パソコン向けに作られた通常のWebページをブラウジングできる携帯電話のプロトタイプだ。

 この端末のセンターキーの部分には、一般的な上下左右のカーソル操作と決定操作の機能が割り振られているほか、同社のノートパソコン「人(ヒト)」で採用されている回転機構「ジョグホイール」が採用されており、これを回すことにより画面の拡大や縮小が行なえるようになっている。ディスプレイには、ヒューネット製の高精細液晶が使われているとのことで、細かい文字もくっきり表示されていた。ただし、今のところ製品化のめどは立っていないとのこと。


ジョグホイール搭載端末 説明パネル
 ジョグホイール搭載のプロトタイプ機  パソコン向けに作られた通常のWebページをブラウジングできる

eznavigation対応端末

 電子コンパス搭載のeznavigation対応端末
 また、同社では、auから12月発売となる予定のezplus、eznavigation、WAP 2.0対応端末も参考出品している。KDDIのブースではモックアップのみの展示となっていたが、こちらはデモ機が用意されており、説明員に声をかければデモを見せてもらえる。

 デモの内容はGPSを利用した位置情報サービス「eznavigation」の地図を表示するというもの。同端末には、方位を示してくれる「電子コンパス」が搭載されており、歩行者ナビなどのサービスを利用する場合の“最初の1歩”が踏み出しやすくなっている。地図表示についても、カーナビなどに見られる、向いている方角が画面の上になる「ヘディングアップ表示」が可能となっている。なお、これらの機能はQUALCOMMが提唱する携帯電話向けアプリケーション開発プラットフォーム「BREW」を使って実現されているとのこと。


 このほか、同社のブースには、DDIポケット向けに開発されたSDカードスロットを装備した折りたたみ型PHS端末も参考出品されていた。ただし、6万5000色表示が可能なTFT液晶を搭載すること以外の仕様は決まっていないとのこと。

 すでに販売が開始されているiモードの一般サイトの閲覧が可能なNTTドコモのPHS端末「パルディオ 641P」も展示されていた。


SDカードスロット搭載のH パルディオ 641P
 SDカードスロット搭載のH"端末  NTTドコモから発売された「パルディオ 641P」

・ 松下電器産業
  http://www.panasonic.co.jp/

ドコモ、256色カラー液晶搭載のPHS端末「641P」


(湯野 康隆)
2001/10/02 21:35

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