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【CeBIT 2002】
エリクソン、今後の戦略は「インフラ中心」

Symbian OS搭載・カメラ付きの最新端末「P800」を披露
 エリクソンは、CeBIT 2002開幕を翌日に控えた12日、プレスカンファレンスを開催。同社Head of Market Area Europe、Middle East and AfricaのMats Dahlin氏が今後の戦略について語った。

 同氏はプレゼンテーションの冒頭、GSM方式黎明期の端末と、最新型の端末を両手に持ち、携帯電話の進化に同社が大きく寄与しているとし、携帯電話業界の「老舗」であることをアピールした。プレゼンテーション中、再三に渡って繰り返されたのは、インフラ事業についてだった。現在、携帯電話のインフラ構築における同社のシェアが40%と高いことから、今後の戦略についても「より収益性が高く、世界中の多くの企業から収益が見込めるインフラ構築事業をメインにする」と明言。また、現在、携帯電話業界全体が厳しい状況にあることを指摘した上で、大きく業界を活性化させるために3Gサービスは不可欠との見方を示し、3Gについても当面、インフラ事業を中心に据えるという。なお、エリクソンは、日本のNTTドコモからも3Gインフラの構築を一部請け負っている。

 このほか、Dahlin氏は、同社が基礎技術について多くの特許を持つBluetoothと静止画や動画、音声クリップなどを送信できるMMS(Multimedia Messaging Service)といった事業も重要であると語った。


Symbian OS搭載・カメラ付きの最新端末「P800」を披露

Symbian OS搭載・カメラ付きの最新端末「P800」を披露
 最後に同氏は、端末事業を手がけるソニーとの合弁会社「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ」についても触れ、「インフラのエリクソン、端末のソニー・エリクソン」と事業を完全に分割して経営する方針であることを再確認した。また、プレゼンテーションの最後に、モバイルカメラ、PDA機能を搭載した最新機種「P800」の簡単な紹介も行なわれている。

 なお、同社の展示は経営方針をはっきりと示したものになり、ベースバンドチップやMMS関連のものが中心になる予定。


インフラ構築において高いシェアであることをアピール。3Gでも40%を見積もる 端末事業は完全にソニー・エリクソンへ。エリクソン本体はインフラに専念する

・ エリクソン(英文)
  http://www.ericsson.com/

ソニーとエリクソン、携帯電話端末の合弁会社で正式合意


(伊藤 大地)
2002/03/13 14:40

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