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【CeBIT 2002】
ビクターが875gのマルチメディア対応ミニノートを出展

 日本ビクターが出展したミニノートは、重量875g、サイズが225×152×28mm(幅×奥行×厚)と、同社が販売しているWindows CE搭載機「InterLINK」シリーズを彷彿とさせるサイズだ。しかし、展示されているミニノートはWindows XP Home Editionで動作し、ブロードバンドそしてマルチメディアに対応する魅力的なWindowsミニノートになっている。

 液晶は1024×600ドットとやや横長のTFT液晶を採用。外部ディスプレイ端子からはXGAの出力にも対応する。ポインティングデバイスは、キーボード中央にあるトラックポイント。キーボードは16mmピッチでスペック上は1.5mmのストロークが用意されている。ちょっと操作して見た感じでは、サイズから想像できるほどに操作に違和感はない。

 マルチメディア対応ミニノートと紹介されているように、パームレスト部分にはステレオスピーカーを搭載。USBをふたつとIEEE-1394(上位モデルのみ)のインターフェイスが用意されている。ネットワーク対応は10/100BASEのイーサネットポートに加え、アナログモデムを内蔵している。バッテリーは標準で2時間の連続動作。オプションとして12時間駆動の長時間バッテリが販売されるようだが、会場内には展示されていなかった。

 ラインナップには750MHz動作のMobile Pentium III搭載の上位モデル「MP-XP7210」と、650MHz動作のMobile Celeronを搭載する下位モデル「MP-XP3210」の2機種がある。モデル間の差異は、CPUに加えてIEEE-1394の有無、標準メモリ(256MB/128MB、最大メモリはいずれも384MB)、ハードディスク容量(30GB/20GB)となっている。

 価格はMobile Pentium IIIを搭載する上位モデルが2800ユーロ(1ユーロは110~120円程度)、Mobile Celeron搭載の下位モデルが2200ユーロ程度とされている。ちなみに、これらは15%のVAT(付加価値税)を含んだ価格なので、日本的なとらえかたをして本体価格を考えるとそれぞれ2400ユーロ、1900ユーロ程度にあたる計算となる。

 ドイツでは今夏の出荷を予定。日本国内でも発売予定はあるようだが、詳細についてはまだ決まっていないということだ。


説明員が190cmほどの長身のため、手に持つとスケール感が一層強調される 225×152×28mm(幅×奥行×厚)のコンパクトサイズに、8.9インチの液晶。液晶まわりのパーツが半透明になっているが、これはプロトタイプの仕様ということで、製品化の際は不透明な黒になるという

本体向かって右側に位置するインターフェイス。左から順にマイク端子、ヘッドホン端子、USB1.1×2、XGA表示対応外部ディスプレイ端子、10/100BASE対応Ethernetポート、アナログモデムポート 本体向かって左側のインターフェイス。左端のIEEE-1394は、上位モデルのみの仕様。右端はSDメモリカードのスロットとPCカードスロットが積み重なった配置で搭載されている。スリットは放熱用のもの

・ 日本ビクター
  http://www.victor.co.jp/


(矢作 晃)
2002/03/15 21:07

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