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【CeBIT 2002】
プリペイド携帯電話・通話料リチャージ編

 昨年のCeBIT 2001の取材の際に購入したGSM方式のプリペイド携帯電話。ほとんど使っていないが、あれから約1年が経ち、早く通話料をリチャージしないと使えなくなってしまう。というわけで、通話料リチャージ編をお届けする。


ドイツテレコム「T-D1 Xtra」編??法林岳之

 昨年のCeBIT 2001の取材時、ドイツテレコムのプリペイド携帯電話「T-D1 Xtra」を購入してから約1年。プリペイドの有効期限が近づいてきたので、ドイツ国内で更新をしてみることにした。

 昨年のレポートでも紹介したが、ドイツテレコムではT-D1 Xtra向けに、プリペイド端末をセットにした「XtraPac」、通話料のリチャージ用「XtraCash」を販売している。昨年、筆者が購入した「SIEMENS C35i」のXtraPacには25DM分の通話料が含まれており、1年以内にXtraCashでリチャージすれば、同じ電話番号を使い続けられると聞いていた。そこで、現地に到着した筆者は早速、ハノーバーにあるドイツテレコムのショップに出向いた。

 店員に「XtraCashちょーだい」とお願いしたところ、数枚のカードがカウンターに並べられた。通貨レートが変更されたこともあり、現在は15/30/50ユーロの3種類のXtraCashが販売されており、好きなのを選べということらしい。ただ、15ユーロのXtraCashは有効期限が6カ月と短いため、今回は30ユーロのXtraCashを選ぶことにした。

 購入後はとりあえず、現在端末にチャージされている料金を使い切ってみようということで、敢えてすぐにはリチャージをせず、そのまま端末を使い続けてみた。ところが、こういうものは大事なときにチャージが切れるもので、同じICEに別々に乗り込んだ編集スタッフと連絡を取らなければならないときに切れてしまった。しかたなく、その場でXtraCashの背面にあるスクラッチを削ることになった。

 XtraCashのリチャージ方法はカードの背面にも書かれているのだが、実はドイツテレコム日本法人のページで紹介されており、事前にこれをプリントアウトしておいたので、迷わずリチャージをすることができた。T-D1 Xtraサービス用の特別な番号「*100#」に、XtraCashのスクラッチに表示されている13桁の数字、最後に「#」を入力して、発信すれば、自動的にリチャージされるという仕組みになっている。残高については「*100#」を入力して発信すれば、いつでも画面上で確認することができる。

 ちなみに、このXtraCashのカードはドイツテレコムのショップだけでなく、CeBIT 2002の会場内にある売店をはじめ、いろいろな場所で販売されている。前述のドイツテレコム日本法人でも購入できるそうなので、T-D1 Xtraを購入した人はホームページで申し込んでみるといいだろう。


XtraCash XtraCash背面
 ドイツテレコムのショップで購入した「XtraCash」30ユーロ分のカード。約3000円強は使える。  左下にあるスクラッチを削ると、13桁の数字が表われるので、それを入力すれば、リチャージ完了。説明書きはドイツ語だが、何となく意味もわかる?

D2 Vodafone「D2-CallYa」編??湯野康隆

シート

 ドイツテレコムとは異なり、番号が打ち出されたA4用紙が出てきた
 法林氏と同じく昨年のCeBIT 2001の取材時に購入したD2 Vodafone(D2 mannesmann)の「Trium Mars」。実は日本を発つ前にちょっとした問題が発生した。

 というのもこの端末、欧州向けに販売されているだけに、当然日本のコンセントに挿して充電することはできず、見事にバッテリー切れ。まあ、バッテリーが切れているだけなら現地に行って充電すればよいのだが、契約書などを掘り起こしてみても、どこにも自分の携帯電話番号が書かれていない。これでは関係者に自分の携帯の番号を知らせられない……。結局、法林氏の手元に残っていた記録から自分の番号が判明するという始末。

 そんなわけで、海外でプリペイド端末を購入した場合は、忘れずに自分の番号をメモしておくことをお忘れなく。大抵の日本の端末では「F+0」かそれに類する操作で自分の番号を調べられるが、少なくとも私が購入した「Trium Mars」にはそんなメニューは見当たらず(正確には、あるのかもしれないが見つけられず)、まさに手も足も出ない状態だった。

 そんな教訓はさておき、通話料のリチャージ。先に訪れたドイツテレコムのショップでは、ごく普通のスクラッチ式のカードが出てきたので、D2 Vodafoneもきっと同じようなものなのだろうと思っていたら、出てきたのはただのA4用紙。しかも全面ドイツ語。さすがVodafoneグループ。こんなところにも厳格なコスト意識がしっかりとにじみ出ている。

 たぶん、この番号に電話して、音声ガイダンスにしたがって、ここんとこの番号を入力すればOKなんだろうな……、と思い紙面を眺めることしばし。ショップのやさしいお姉さんが「やりかた、教えようか?」と声をかけてくれたので、端末を渡し、全ておまかせ。ありがとう、お姉さん。

 「そんなんでいいのか、お前!」という声もあろうかと思うが、分からないことがあったらジタバタせずに店員さんに質問する、というのが今回学んだ第2の教訓だ。ちなみに、残高については、ドイツテレコムと同じく「*100#」を入力すれば画面上で確認できる。


スペシャルレポート


(湯野 康隆, 法林岳之)
2002/03/19 15:39

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