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第131回:miniSDカード とは
大和 哲 大和 哲
1968年生まれ東京都出身。88年8月、Oh!X(日本ソフトバンク)にて「我ら電脳遊戯民」を執筆。以来、パソコン誌にて初歩のプログラミング、HTML、CGI、インターネットプロトコルなどの解説記事、インターネット関連のQ&A、ゲーム分析記事などを書く。兼業テクニカルライター。ホームページはこちら
(イラスト : 高橋哲史)


 最近の携帯電話は画素数の大きなカメラ機能を搭載しているものが多くあります。NTTドコモのiモード端末の新機種「505iシリーズ」もそんな携帯電話の1つで、30万画素〜130万画素までの解像度を持つカメラ機能を搭載しています。内蔵カメラの画素数が大きくなると、デジタルカメラのようにデータを外部メモリに入れてプリンタなどで印刷したり、パソコンで加工したりというような需要もでてくるようです。

 そこで、ということなのでしょうが、505iシリーズでは外部メモリカードが採用されています。そのうち、F505i、N505i、P505i、SH505iでは外部メモリカードに「miniSDメモリカード」を採用しています。なお、SO505i、D505iは、メモリースティックDuoを採用しています。


非常に小さくなったメモリカード「miniSDカード」

専用アダプタ(左)とminiSDカード
 miniSDメモリカードは、その名前の通り、小型版のSDカードと考えて良いメモリカードです。

 miniSDカードは、世界で最小のメモリカードで、大きさは縦横21.5×20×1.4mm(縦×横×厚)しかありません。従来のSDメモリカードは、ほぼ切手大の大きさで24×32×2.1mm(縦×横×厚)ですから、一回り小さいことになります。

 ちなみに、これまで携帯電話に使われていた他のメモリカードでは、MMC(マルチメディアカード)がSDカードと大きさが同じ、メモリースティックの小型版であるメモリースティックDuo(31×20×1.6mm)もほぼ同程度となっており、ずいぶん小さい印象のあるxD-Picture Card(24.5×20×1.8mm)でも、横は同じものの、縦はminiSDカードが3mmも小さいことになるわけですから、これらと比べてもずいぶんコンパクトになったことになります。ちなみにminiSDカードの重さは1gです。

 “携帯電話”という機械自体がポケットに入れて運ぶため、小ささ、軽さが非常に要求されるわけで、周辺機器の大きさ、重さもシビアに共有される機械です。miniSDカードは、その大きさからも、携帯電話をはじめとする小型携帯機器に向いたデバイスであることがわかるでしょう。


SDメモリカードの機能をそのまま受け継ぎ、高性能

 miniSDメモリカードの規格は、SDカード(SDメモリカード、SDIOカード)と同様に、SD Card Associationで規格化されていて、従来のSDメモリカードと互換性があります。

 miniSDカードには、SDカード型の専用アダプタが用意され、サンディスクより販売されるminiSDメモリカードにはこのアダプタが標準添付されます。これにより、「miniSDメモリカード」を「SDメモリカード」としてデータの読み書きが可能になります。

 SDメモリカードの大きな特徴は、その小ささと、強力な著作権保護機能が搭載されていることがありました。セキュア機能として、音楽データなどをダウンロードした際に、4CエンティティLLCが提唱するCPRM(Content Protection for Recordable Media)方式でデータ暗号化を行ない、データの悪用を防ぐことができるようになっていましたが、この機能がそのままminiSDメモリカードでも使用できるようになっています。

 SDメモリカードは、シリアル方式のデータ転送をしており、転送の制御やセキュア機能などは内蔵のコントローラで実現しているのですが、実は、miniSDメモリカードでは、SDメモリカードと同様のものを利用しているので、これらの機能をそのまま損なうことなく可能になっているのです。ちなみに、miniSDカードはSDメモリカードと動作電圧やデータの転送速度も同じです。

 ただし、ハードウエア的には予備の端子が2つ追加されている関係で、カード面上にある端子はSDカードの9個から11個に増えています。

 ちなみに、このminiSDメモリカードには、容積の関係でライトプロテクトスイッチが無いのですが、このスイッチもこの専用アダプタ側についています。

 また、SDカードにSDメモリカードのほかにSDIOカードが存在するのと同様に、miniSDにもminiSDメモリカードだけでなく、将来的には無線LANなどの機能を備えたminiSDカード版のSDIOカードの提供も予定されているということです。


従来のSDカードとの比較 端子は11個に増設されている

価格はSDカードと同程度に

 なお、松下電器産業と、米サンディスク、東芝の3社が販売を行なう予定になっており、最初はサンディスクから16MBタイプがOEM向けに出荷されるようです。続いて、32MB、64MBが、今年後半には128MB、256MBのものが販売される予定です。価格はオープンプライスですが、SDカードと同程度の価格になるとしているようです。東芝に関しては6月ごろまでに32MBタイプを、松下に関しては夏までには販売を始めるとしています。



URL
  プレスリリース(miniSDカード発表)
  http://www.sandisk.co.jp/pr/030314_miniSD.htm
  プレスリリース(505iシリーズへの採用)
  http://www.sandisk.co.jp/pr/030408_miniSD_515i.htm

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(大和 哲)
2003/05/06 12:04

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