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第180回:固定発携帯着の割安通話サービス とは
大和 哲 大和 哲
1968年生まれ東京都出身。88年8月、Oh!X(日本ソフトバンク)にて「我ら電脳遊戯民」を執筆。以来、パソコン誌にて初歩のプログラミング、HTML、CGI、インターネットプロトコルなどの解説記事、インターネット関連のQ&A、ゲーム分析記事などを書く。兼業テクニカルライター。ホームページはこちら
(イラスト : 高橋哲史)


 「携帯電話には、家の電話からかける」というようなテレビCMが放映されているのを見たことがある方も多いでしょう。これは、この4月から各固定電話事業者が本格的に開始した「固定発携帯着の割安通話サービス」と呼ばれるサービスの宣伝です。

 このサービスは、家庭やオフィスなどにある電話、つまり「固定電話」から、携帯電話へ電話をかけたときに、従来よりも通話料が割安になるというサービスです。

 従来、固定電話から携帯電話へかける際の電話料金がいくらになるのかは携帯電話側の事業者しか決められませんでした。しかし、2002年7月、固定電話会社の1つである平成電電が、総務省に対して「電話料金の設定権を移管してほしい」という裁定申請を行ない、料金設定の在り方に関する研究会で「固定電話事業者にも設定権を与えるべき」というの報告が出されました。

 そして、総務省から「固定電話発携帯電話着の料金設定に関する方針」が提示され、制度改正により固定電話側の事業者が、一般家庭やオフィスなどにある固定電話から携帯電話への料金を設定できるようになりました。その結果として、この4月から、NTT東西やNTTコミュニケーションズ、KDDIなど固定電話側の事業者が本格的にスタートさせたのが、「固定発携帯着の割安通話サービス」です。


サービスの使い方

 このサービスの使い方は、どの電話会社でも、固定電話から携帯電話に電話をかける際に、相手の携帯電話番号の前に、事業者識別番号をつけて

 「00○○」-「090(080)」-「△△△△-□□□□」

とダイヤルします。冒頭の「00○○」が事業者を識別する番号となっています。

 なお、固定電話には、市内、市外、県外、国際通話を利用する際に電話会社を選択する「マイライン」という制度があり、事前に登録していれば自動的にその事業者が選択されるようにできますが、携帯電話に発信する場合はマイラインで登録した電話会社が自動的に選択されることはなく、「00○○」という事業者識別番号を付けずにいつも通り「090(080)」で発信した場合は、割安サービスが適用されずに従来通りの料金になります。また、このサービスでは、必ず、一回の通話ごとに「00○○」と最初からダイアルしなければなりません。ですので、利用方法としては、家庭の電話の短縮ダイヤルに登録して使う、というような使い方が便利でしょう。

 また、番号通知を指定する場合はさらに

186(非通知なら184)-「00○○」-「090(080)-△△△△-□□□□」

とダイヤルすることになります。

 現在のところ料金は、基本的に1分単位の課金となっています。たとえば、「0036」を使うNTT東日本を利用してNTTドコモ端末へかけた場合、1分あたり18.375円(税別17.5円)になります。また、平日昼間という時間帯で同じエリア内の携帯電話へかけると、NTTドコモの料金体系では26秒ごとに10.5円課金されるので、もし1分あたり31.5円。割引サービスを使えば、実に3割以上料金が安くなる計算になります。ちなみに、26秒ちょうどで電話が切れた場合は従来の料金体系のほうが安くなる計算になります。

各社料金の比較(税別) ※2004年5月27日現在
提供会社
(識別番号)
1分あたりの通話料 利用申込
NTTドコモ au ボーダフォン ツーカー
NTT東日本
0036
17.5円 19円 21円 不要
NTT西日本
0039
18円
NTT Com
0033
18円
KDDI
0077
18円 18円 ※1 21円
日本テレコム
0088
18円 ※2 不要 ※3
パワードコム
0081
18円 不要 ※4
フュージョン
0038
18円 必要
メディア
0060
18円 ※5 必要 ※6
平成電電
0084-7
17円 ※7 必要
※1:「0077→au割」で、6月請求分から5%割引。
※2:29秒10円(23時〜翌8時は30秒10円)も利用可能。
※3:29秒10円コースは必要。
※4:東京電話サービスエリア内のみ。
※5:NTTドコモ宛は昼間/夜間27.5秒10円、深夜31.5秒10円、他3社宛は昼間/夜間が24秒10円、深夜31.5秒10円というコースも利用可能。
※6:サービスエリアは関東1都6県。
※7:PHS宛通話も可能。最低通話料金2,000円。ただし利用のない月は適用外。また、NTTの通話料と一括支払すると、最低通話料金が1,000円。

【お詫びと訂正】
 初出時の表におきまして、フュージョンの1分あたりの通話料が19円となっておりましたが、正しくは18円です。また、平成電電の1分あたりの通話料が20円となっておりましたが、正しくは17円です。このほか、注記の表記の一部に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。


 なお、このサービスが事業者によって、事前に申し込みが必要な場合と、そうでない場合があり、また、他のマイラインサービスなどとの組み合わせで割引率が変わる場合もありますので、調べてから使うようにしたほうがいいでしょう。たとえば、NTT東西とNTT Com、パワードコム(関東地区のみ)は事前の申し込みは不要です。

 フュージョン、平成電電などは、固定電話のサービス自体が事前申込を必要としているため、このサービスを利用する場合も、あらかじめ申し込んでおく必要があります。KDDIの場合は、固定電話のサービスとして「だんぜんトークII/IIDX/昼割II/かけ得パック」などに登録していると、auの携帯電話向けの通話が1分あたり17.955円になるというサービスがあります。このほか、平成電電のように、サービスを申し込んだ場合、使わなくても最低利用料金が必要になるケースもあります。

 なお、本誌では「固定発携帯着の割安通話サービスが本格スタート」という記事が掲載されていますので、利用に際しては、そちらも参照してください。



URL
  NTT東日本 サービス概要
  http://www.ntt-east.co.jp/shop/0036/
  NTT西日本 サービス概要
  http://www.ntt-west.co.jp/shop/0039/
  NTTコミュニケーションズ サービス概要
  http://www.ntt.com/shop/campaign/handy_0033/
  KDDI サービス概要
  http://www.kddi.com/phone/myline_waribiki/0077keitai/
  日本テレコム サービス概要
  http://www.japan-telecom.co.jp/consumer/domestic/mb_fs.html
  パワードコム サービス概要
  http://pwd.tokyo-denwa.net/kojin/keitai/
  フュージョン・コミュニケーションズ サービス概要
  http://www.0038.net/serv_con/koteikeitai.html
  メディア サービス概要
  http://www.mediakk.com/60ktai.htm
  平成電電 サービス概要
  http://www.hdd.co.jp/keitai.html


(大和 哲)
2004/05/27 12:26

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