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第376回:ブリリアントカット とは
大和 哲 大和 哲
1968年生まれ東京都出身。88年8月、Oh!X(日本ソフトバンク)にて「我ら電脳遊戯民」を執筆。以来、パソコン誌にて初歩のプログラミング、HTML、CGI、インターネットプロトコルなどの解説記事、インターネット関連のQ&A、ゲーム分析記事などを書く。兼業テクニカルライター。ホームページはこちら
(イラスト : 高橋哲史)


DM002SH

DM002SH
 最近は女性ユーザーをターゲットに、デザインコンシャスな携帯電話が多く発売されています。ディズニー・モバイルの携帯電話「DM002SH」もそんな携帯電話の1つです。「シンデレラ」のガラスの靴などをイメージして作られたこの携帯電話は、折りたたみ型ボディの前面に“ブリリアントカット”を施した、ジュエリーのようなデザインを採用しています。ポリカーボネート製のパネルに光が当たると、宝石のようにキラキラ美しく輝くようになっています。

 この携帯電話がモチーフとしている「ブリリアントカット」とは、宝石の研磨スタイルの1つです。特にダイヤモンドのカットデザインが代表的なものと言えるでしょう。

 ブリリアントカットの特徴としては、光を当てたときの「白い輝き」「七色の輝き」、そして角度を変えてみたときの「瞬間的な光の煌き」がバランスよく放たれることが挙げられます。

 ブリリアントカットデザインを採用した「DM002SH」のパネルもこのような輝き、煌きが再現されるかどうか、機会があれば、光の下でかざしてみて、いろいろな角度から見てみるといいかもしれません。


数学者が編み出した「もっとも美しく輝く形」

キュービックジルコニアでのブリリアントカットの例。ファセットが面の中心から外側に、放射状に並ぶようなスタイルのカットで、ブリリアンス、ファイア、ライフの量とバランスを実現するデザイン

キュービックジルコニアでのブリリアントカットの例。ファセットが面の中心から外側に、放射状に並ぶようなスタイルのカットで、ブリリアンス、ファイア、ライフの量とバランスを実現するデザイン
 現在、2〜3カラット程度のジュエリーに利用されるサイズの宝石、とくにダイヤモンドでは、ブリリアントカット、その中でもラウンドブリリアントカットが人気のあるスタイルと言われています。

 ブリリアントカットは、理論的にもっとも美しくダイアモンドを始めとするなどの宝石が輝く形として、17世紀中頃に考案されたと伝えられています。徐々に進化しながら、1919年には、ベルギーの数学者であるマルセル・トルコフスキーが理想的なカットデザイン(アイデアルカットと呼ばれる)を分析し、その形が現在ではよく知られています。

 ダイアモンドの美しく見せる輝きの要素としては、「ブリリアンス」「ファイア」「ライフ」がどれだけあるか、その量とバランスが肝心となってきます。

 ブリリアンスとは、宝石に白色光を当てたときに発せられる白い輝きのことです。これは、入った光が宝石内で反射することによって発せられる明るさなので、石の透明度やカットの角度に左右されることになります。

 ファイアとは、ディスパーションとも呼ばれる、同じく宝石に白色光を当てたときに発せられる七色の輝きのことです。宝石は、光を通すとガラスプリズムなどと同じように光の屈折で、当てられた光の波長によって分光がおき、白色光を当てた場合は七色に光が分かれて見えるのです。

 そして、ライフとは、シンチレーションとも呼ばれ、宝石や宝石を観察する人、あるいは光源を動かすことによって発せられる光の瞬間的な煌きのことです。そのコントラストやきらめきの激しさ(スパークル)などが評価の対象となります。

 宝石では、カットされた1つの面を「ファセット」と呼びます。当初のブリリアントカットでは17面体でしたが、その後33面体に進化し、現在アイデアルカットと呼ばれるデザインでは、58面体でファセットを構成することで、理想的なブリリアンス、ファイア、ライフの量とバランスを実現しています。

 ブリリアントカットは、ファセットが面の中心から外側に、放射状に並ぶようなスタイルのカットです。人気のあるラウンドブリリアントカットのほかに、異なる形状のブリリアントカットや、さらにファイア、ライフの向上を図った多面体の多面ブリリアントカットもあります。


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(大和 哲)
2008/06/24 12:04

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