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iモーションメールに対応したFOMAスタンダード端末「N2051」
法林岳之 法林岳之
1963年神奈川県出身。パソコンから携帯電話、メール端末、PDAまで、幅広い製品の試用レポートや解説記事を執筆。特に、通信関連を得意とする。「できるWindows XP基本編」「できるADSL フレッツ・ADSL対応」「できるZaurus」「できるVAIO Windows XP版」など、著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。iモード用EZweb用J-スカイ用、H"LINK用(//www.hourin.com/H/index.txt)を提供。「ケータイならオレに聞け!」(impress TV)も配信中。


新世代FOMA端末第2弾

 NTTドコモは昨年末、新しい世代のFOMA端末を公開し、今年に入り、販売を開始している。その新世代FOMA端末第2弾となるのが「N2051」だ。2001〜2002年に登場した最初の世代のFOMA端末では、ビジュアルタイプ「P2101V」と並び、高い人気を得た「N2002」の後継モデルに相当する。筆者も端末を購入したので、レポートをお送りしよう。


2002年度末に32万台を達成したFOMA

N2051

 NTTドコモ/NEC『N2051』。サイズ:62(W)×103(H)×24(D)mm(折りたたみ時)、122g。ブラック(写真)、シルバーをラインアップ
 2001年10月の正式サービス開始以後、苦戦が伝えられていたNTTドコモの次世代携帯電話サービス「FOMA」。その苦戦ぶりはNTTドコモの定例記者会見で伝えられた販売目標からもうかがい知ることができる。たとえば、今からちょうど約1年前に行なわれた記者会見では、FOMAの正式サービス開始から約半年が経過し、エリアの全国展開を開始した直後だったため、2002年度中に138万という強気の目標を掲げていた。しかし、その半年後の2002年11月に行なわれた記者会見では、いよいよ厳しくなった状況を反映してか、2002年度末の販売目標を32万台に下方修正した。その後、バッテリー駆動時間や機能面を見直した新世代FOMAを公開し、今年に入ってから順次、販売を開始したため、結果的には32万台の目標を達成できている。ただ、先日発表された電気通信事業者協会(TCA)の集計を見てもわかるように、今年3月末のFOMAの契約数は約33万であり、2月末現在が約19万だったことを考えると、最後の1カ月でかなり急激に販売を伸ばして達成した感が強い。

 ちなみに、昨年4月に従来方式の「cdmaOne」から次世代携帯電話サービス「CDMA2000 1x」への移行を開始したauは、1年間で680万もの契約を獲得しており、次世代携帯電話という枠の中では、NTTドコモとしてはかなり水を空けられた格好だ。余談になるが、一部に「2GHz帯を利用しないCDMA2000 1xを3G(第3世代携帯電話)と呼んでいいのか?」という声があるようだが、同方式はITUで正式に採択されたものであり、3Gと呼んでも何ら差し支えないというのが筆者及び編集部の見解だ。

 さて、今回紹介するNEC製端末「N2051」は、先月紹介した富士通製端末「F2051」同様、NTTドコモが新たにサービスを開始したiモーションメールに対応した端末だ。NTTドコモからは正式な販売台数が公開されていないが、NTTドコモが2002年度の32万台という目標を達成するのに、F2051やP2102Vとともに大きく貢献した端末とも言えるだろう。また、PDC端末の50Xiシリーズや2XXiシリーズがそうであるように、NEC製端末は常にラインアップ全体の標準的な位置付けを狙っている。正式サービス開始から1年間のFOMA端末は、N2002とP2102Vが最も好評だったと聞いているが、今回のN2051は従来のN2002に並ぶような地位を確保できるのだろうか。また、新世代のFOMA端末は、504iシリーズとほぼ変わらない機能を搭載するとしているが、昨年末に登場した「N504iS」と比べ、どのあたりが違っているのだろうか。これらのことも踏まえながら、実機を見てみよう。


自分撮りを考えたツインカメラ構成

FOMAカードスロット

 FOMAカードのスロットはバッテリー装着部の内側に用意されている。N2002よりも着脱は容易になっている

赤外線通信ポート

 赤外線通信ポートは右側面に備えられる。画像は転送できないが、メールなどは504i/iSシリーズと交換が可能
 製品のスペックや細かい仕様については、NTTドコモやNECの製品情報ページ、「ケータイ新製品SHOW CASE」を参考にしていただくとして、ここでは筆者が購入した端末で得られた印象を中心に紹介しよう。

 まず、ボディは従来のN2002のデザインコンセプトを継承した折りたたみデザインを採用する。ディスプレイ側よりもテンキー部側がややはみ出す構造もN2002のデザインを踏襲しているが、はみ出し部が厚く、全体的なシャープさは失われた感が残る。全体的にも若干、厚みが増しているが、これは背面に備えられたイルミネーション・ウィンドウや内蔵カメラなどが影響している。N2002はボディの薄さが好評だったが、これが失われてしまったのはやや残念だ。右側面には赤外線通信ポートと丸型イヤホンマイク端子、左側面には外部接続端子を備える。ただし、赤外線通信ポートは本誌で既報の通り、504i/iSシリーズと完全な互換性があるわけではなく、画像ファイルなどは転送することができない。

 ユニークなのはカメラで、P504iSなどと同じように、液晶ディスプレイ側と背面側の両方にカメラを備えるツインカメラ構成となっている。スペックは背面側のカメラが約31万画素、ディスプレイ側のカメラが約10万画素となっており、デバイスはいずれもCMOSイメージセンサーを採用する。ディスプレイ側のカメラはよく言われるように、自分撮り、もしくはツーショット写真を撮りやすくするものだが、個人的に気になるのはカメラ部の処理だ。一見、受話部と見間違えてしまうほど、小さなカメラ部でかなり目立たない構造となっている。カメラ付きケータイによる盗撮が問題視されている昨今、内側のみとは言え、ここまで目立たないカメラ部は賛否両論のあるところだろう。

 液晶ディスプレイは176×240ドット/65,536色表示が可能な2.21インチTFDカラー液晶パネルを採用する。N504iSで採用されているTFT液晶パネルではなく、TFD液晶パネルを採用したのは、おそらく消費電力を抑えるためだろう。背面のイルミネーション・ウィンドウはN504iと同じ印象のもので、モノクロ液晶に日時や電波状態、着信の有無などを表示することが可能だ。


内側のカメラ メインディスプレイ
 受話部の右側にある小さな丸が内側のカメラ。ここまで目立たなくしてしまうのは、賛否両論のあるところだろう  液晶ディスプレイは176×240ドット表示が可能なTFDカラー液晶パネルを採用。TFTカラー液晶パネルと言われてもわからないレベル

 ボタン類はN2002のデザインを踏襲しているが、中央にN2051の特長のひとつでもある「ニューロポインター」を装備している。ニューロポインターは4方向に動作するマルチファンクションボタンの中央に備えられたスティック式のポインティングデバイスで、360度方向に動かすことができる。ノートパソコンにも同様のスティック式のポインティングデバイスがあるが、携帯電話でこうした機構が採用されたのはおそらく世界初だろう。ただ、操作性については、かなり評価が分かれそうな印象だ。

 ニューロポインターはパソコンのマウスポインタ(マウスカーソル)を動かすときと同じように操作できるが、N2051程度のディスプレイ解像度ではそれほど細かい操作を必要としないため、実際にはマルチファンクションボタンのみで操作した方が軽快なことが多い。ニューロポインターは決定ボタンの動作も兼ねており、押下することが非常に多いが、押下したつもりなのにニューロポインターが動いてしまい、もう一度、押し直すシーンも少なくない。つまり、ニューロポインターは技術的に素晴らしいものだが、現在の仕様の携帯電話にマッチしているかどうかは、非常に疑問が残るということだ。

 ちなみに、ニューロポインターは機能をOFFに設定することもできる。筆者はできるだけ使ってみようと考え、今のところはONのままで利用しているが、ニューロポインターになじめないようであれば、OFFにして使った方がいいだろう。

 その他のキーは、マルチファンクションボタンの左上に[ファンクション1](待受時はメール)、右上に[ファンクション2](待受時はiモード)、左下にマルチタスクのメニューを利用する[MULTI]ボタン、右下に[Menu]ボタン、[開始]ボタンと[終了]ボタンの間には[クリア]ボタンをレイアウトしている。


ボタン ニューロポインター
 ボタン類は中央のマルチファンクションボタンを中心にレイアウト。N2002から[CLR]キーの位置などが変更されている  マルチファンクションボタン中央に備えられた「ニューロポインター」はスティック式のポインティングデバイス

「T9入力」と「ワード予測」で日本語環境を強化

 FOMAが正式サービス開始以降、苦戦した理由のひとつに、FOMA端末がPDC端末に比べ、機能面で見劣りがしていたことが挙げられる。たとえば、503iSシリーズや504i/iSシリーズでは多くのモデルがメールのフォルダ管理や日本語入力の推測変換などの機能が標準的に搭載されていたが、2001〜2002年に登場したFOMAはこれらの機能を搭載していないものが多く、同時期に販売されているPDC端末よりも機能面で見劣りがする状況が続いていた。こうした状況を招いたのは、PDC端末に比べ、FOMA端末が開発に時間が掛かるためだが、ユーザーにとっては開発期間がどれくらい掛かるのかなどは関係なく、自分が買いたいと考えたとき、店頭に並んでいる端末の機能やスペック、デザインを比較するものだ。その結果、PDC端末で標準的になりつつある機能がサポートされていないFOMA端末は、敬遠されてしまったわけだ。この反省に基づき、NTTドコモは新世代FOMAの発表会において、N2051をはじめとする3機種は基本的に504i/iSシリーズと変わらない機能を搭載するとしていた。このことを念頭において、各機能を見てみよう。

 まず、メールについてはフォルダ管理や自動振り分けに対応し、メールの移動も複数のメールを選択して移動するといった使い方ができる。フォルダ名の変更やフォルダ単位のセキュリティ設定などもサポートしている。ただし、振り分けのキーワードはメールアドレスに限定されている。同様のフォルダによる管理は、iモードのBookmarkにも採用されている。

 次に、日本語入力についてはN504iSなどで採用されている「T9入力」「ワード予測」がサポートされており、表示フォントも同じく「LCフォント」が採用されている。ただ、メール作成などの画面で、ワード予測に表示された候補を選択するとき、ニューロポインターを動かす必要があり、ニューロポインターがOFFのときはマルチファンクションボタンの下方向を長押ししなければならない。前者はまだ操作しやすいが、後者の方法はかなり入力の快適性が失われる印象だ。ちなみに、N504iSでは右下にある[電話帳]ボタンで候補を選択できるため、慣れてしまえば、比較的快適に入力できる。T9入力については過去のNシリーズ端末のレビューでも紹介してきたように、賛否両論がある。個人的にはNシリーズにT9が搭載されたときから入力に慣れようとしたが、入力した文字をひらがなの変換候補に確定した上で、さらに漢字に変換して確定という2段階動作が面倒で、なかなか慣れることができない。マルチタップ式に対する慣れがないのであれば、T9はひとつの選択肢としてあってもいいのだろうが、もう少し何らかの工夫を加えないと、今以上にユーザーから評価されることは難しそうだ。


フォルダ管理 メニュー画面
 メールはフォルダ管理に対応。フォルダ単位で読み出せなくする「セキュリティ設定」にも対応  メニュー画面は9分割でアイコン表示。アイコンを選ぶと、各機能のリスト式メニューが表示される

カメラメニュー

 カメラ起動時に各機能を設定するメニュー。設定できる項目は豊富だが、もう少し整理して欲しいところ

リスト表示

 撮影した画像はリスト表示で見られる。写真を表示すれば、左右キーで前後の写真を見ることができる
 さて、内蔵カメラについては、前述の通り、約31万画素と約10万画素のツインカメラ構成になっている。残念ながら、他社のカメラ付きケータイで採用例が増えているフォトライトは装備していない。撮影できる静止画サイズは、176×198ドットの「待受画面」、128×96ドットの「メール(小)」、176×144ドットの「メール(大)」、640×480ドットの「VGAモード」の4種類で、これらの内、「待受画面」「メール(小)」「メール(大)」の3種類はカメラ起動時に「フォトモード」を選ぶと設定することができる。サイズの切り替えは[機能]ボタンで表示される[機能メニュー]内の[画像サイズ設定]で行なうのみで、ショートカットキーで呼び出す機能はない。動画については、176×144ドットの「サイズ大」と128×96ドットの「サイズ小」の2種類で撮影でき、動画容量を「メール」と「動画メモ」の2種類から選ぶことが可能だ。動画容量を「メール」で撮影し、ファイルサイズが20ブロック(機能メニュー内の「iモーション情報」で確認可能)以内であれば、iモーションメールとしてメールに添付して送信することが可能だ。

 撮影時の効果としては、ズームが内側カメラで2倍、外側カメラが3.5倍、5段階の明るさ調整、蛍光灯によるちらつきを抑えるフリッカ抑制、セルフタイマー、画像保存設定(画質優先/圧縮優先)、輪郭強調モード、セピアやモノクロで撮影できる撮影モード切替などが用意されている。また、撮影後の画像をFOMA端末以外に出力できるかどうかも設定可能だ。フレームやスタンプについては、撮影後に追加する方法を採っている。

 撮影した画像は一覧表示で見ることができ、シャープやソフトなどの効果が加えられる「フォトレタッチ」、中央、上部、下部の3カ所から選べる「切り出し」などの機能も用意されている。ただし、これらの効果が加えられる静止画はVGAサイズ以外のみで、リサイズの機能などもない。つまり、VGAサイズで撮ってしまうと、その後はメールに添付するなど以外に使い道がないわけだ。このあたりのアンバランスさはN504iSと共通している。厳しいようだが、NECにはユーザーがどのように撮るのか、撮った画像をどうしたいのかなどを研究してもらいたいところだ。

 また、カメラについては内側と外側に画素数の異なるカメラを装備したことで、活用範囲を拡げている。ただ、本体の先端側に装備されているためか、手ぶれが起きやすい傾向にあり、筆者も何度となく、完全に人の顔が歪んでしまうような失敗撮影もしてしまった。きれいな静止画や動画を撮りたいのであれば、N2051を机の上などの安定したところに置き、じっくりと撮ることをおすすめしたい。次期モデルではカメラの位置なども含めた見直しを期待したいところだ。


メール(大) VGAサイズ
 「メール(大)」サイズで撮影したサンプル画像(モデル:篠崎ゆき  室内で撮影したVGAサイズのサンプル画像(モデル:榊原可緒里/スーパーウイング所属)

 端末そのものについてではないが、もうひとつ気になるのが画像を送るメールシステムだ。FOMAは一般的な添付メールで画像を送信できるため、パソコンや他の事業者の端末にメールは送りやすくなっている。その反面、同じNTTドコモのPDCのiモード端末へ送るには、ドリームネットが運営する「どりーむ・ドコアル」などの画像変換サービスを利用しなければならない。元はと言えば、PDCのiモードのメールシステムが添付メールに対応していないことが問題なのだが、同じキャリア内でこうしたサービスを利用しなければならないのは手間が掛かる。いっそのこと、iショットと同じシステムをFOMAに導入し、64kbpsデジタル通信でサーバーに送るようにしてはどうだろうか。PDCに比べ、上りの通信速度が高速というFOMAの特性も活かせるので、なかなか便利ではないかと予想しているのだが……。

 iモーションメールについては、F2051のレビューでも紹介したように、基本的に再生環境がiモーションメール対応端末に限られている。パソコンについては、サービス開始後にプレイヤーを公開するとしていたが、約3カ月を経過した現在も未だに何も提供されておらず、対応予定とされているQuickTimeの次期バージョンについての情報もない。つまり、パソコンにおけるiモーションの正式な再生環境は事実上、存在しないわけだ。敢えて「正式」と書いたのは、iモーションメールで送られてきた動画と同じ形式のファイルを再生できるプレイヤーを蘭フィリップスが公開しているからだ。iモーションそのものはなかなか魅力的な動画環境なのだが、如何せん、周辺ツールや対応端末などが少なく、今ひとつ活用範囲が限られるというのが筆者の偽らざる感想だ。本当にiモーションを普及させたいのであれば、NTTドコモはもっと積極的に情報を開示し、利用環境を整えるべきだろう。


明確なアドバンテージのなさがスタンダード端末たるゆえんか?

 さて、最後にN2051の「買い」について考えてみよう。1年目の苦戦を取り返すべく投入された新世代FOMAの3機種の中で、もっともスタンダードな位置付けを狙ったのがN2051だ。PDC端末や従来のFOMA端末でのNシリーズのノウハウを活かしながら、iモーションメールをはじめとする新サービスに対応させている。カメラも画素数などが異なるものを内側と外側に装備し、幅広いシーンで利用できるようにしている。ただ、各機能をじっくり見てみると、N504iSなどでも散見された機能のアンバランスさが見え隠れし、今ひとつ満足できない部分が残る。

 同じ2051シリーズのF2051と比べた場合、N2051はカメラの画素数などのスペックで上回るものの、画像の編集機能や実際に撮影したときの仕上りを見ると、F2051にアドバンテージが見られる部分もある。31万画素の威力を活かし、VGA画像を撮りたいというのであれば、N2051ということになるが、画像編集などに興味があれば、F2051の方が面白い。いずれにせよ、N2051は撮影時に安定した場所に置いて撮るなどの工夫が必要だ。動画や静止画の撮影や再生で遊んでみたいのであれば、近日紹介予定のP2102Vもかなり魅力的だ。

 これらのことを総合すると、N2051を「買い」と言えるのは、N2051のボディデザインを気に入り、気軽に内蔵ツインカメラで遊んでみたいユーザーということになる。ただ、ここまでも説明してきたように、F2051やP2102Vに比べ、明確なアドバンテージがあるとは言えないのがホンネだ。個人的にはF2051の画像編集、P2102Vのビデオカメラスタイルの方が明確にアドバンテージが感じられ、ユーザーとしても選びやすいと見ている。これらに対し、N2051はソツなく、まとまっているものの、「N2051はこれがスゴいぜ」というイバリの効くポイントがないように見えてしまう。もっともそれがNシリーズのスタンダード端末たるゆえんなのかもしれないが……。できることなら、次期モデルではもっとユーザーの利用スタイルを熟考し、アドバンテージがハッキリと実感できるNシリーズの登場を期待したい。



URL
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0117b.html
  製品情報(NTTドコモ)
  http://foma.nttdocomo.co.jp/term/n2051_01.html
  ニュースリリース(NEC)
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0301/1702.html
  製品情報(NEC)
  http://www.n-keitai.com/lineup/foma2051/index.html

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(法林岳之)
2003/04/24 11:46

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