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Pocket LOOXは、Bluetoothに標準対応し、OSにPocket PC 2002を採用した手のひらサイズのPDA。Bluetooth 1.1に準拠しており、対応の携帯電話やPHSを利用したインターネット接続や、対応パソコンをアクセスポイントにしたLAN接続、対応パソコンとのワイヤレスでのデータ同期などが可能。Bluetoothの設定は専用ユーティリティ「LX Plugfree」で行なえる。 CPUにはインテルのXScaleアーキテクチャを採用した「PXA250 400MHz」を搭載。メモリはRAMを64MB、OS部分を格納するフラッシュROMを32MBを内蔵している。ディスプレイは3.5インチ、240×320ドットの６万5536色反射型カラーTFT液晶で、輝度が調節可能なフロントライトを備えている。また、外部インターフェイスとして、本体上部にType2のCFカードスロットを、本体側面にSDカードスロットを装備している。ただし、SDカードスロットは、SD/IO機能やセキュリティ機能には対応していない。このほか、赤外線通信ポートや周辺機器を接続する外部接続ポートなどを装備している。 一方、ソフトウェアには、Pocket WordやPocket Excel、Windows Media PlayerなどPocket PC 2002標準ソフトのほか、電子地図「モバイルアトラス for Fujitsu」、乗換案内ソフト「乗換案内 for Windows CE」、電子ブックビューア「T-TIME for PPC2002 Ver3.2」、Java実行環境「Jeode」が添付される。また、Pocket LOOXオリジナルソフトとして、ランチャーソフト「LXメニュー」や、画像閲覧ソフト「LXビューア」、バックアップユーティリティ、自己故障診断ソフトなどもパッケージに同梱される。 大きさは77.3×130×17.5mm（幅×高×厚）で重さは約175g。バッテリーにはリチウムポリマー電池を採用し、フロントライトオフの状態でおよそ10時間稼働する。なお、８月下旬に発売が予定されている拡張バッテリパックを使用すれば、同条件下で20時間の使用が可能になる。 パッケージにはスタイラスペン、クレードル、ACアダプタ、USBケーブル、ソフトケースが付属する。なお、富士通ではPocket LOOXの純正オプションとして無線LANカードやオーディオ再生用のリモコン、クレードルなどを本体発売日と同日の８月２日から、拡張バッテリパックを８月下旬から販売する予定。 ・ 富士通 Tel: 0120-950-222 ・ ニュースリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/07/16.html ・ 製品情報 http://www.fmworld.net/product/frame/ploox0207/index.html ・ 富士通、Bluetooth内蔵のPocket PC 2002マシン「Pocket LOOX」 ・ Fujitsu SiemensブースではPocket LOOXに来場者が殺到 （伊藤 大地） 2002/07/16 16:42 | ||||||
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