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KDDI、GPSケータイを利用した位置情報管理サービス

管理画面

 KDDIは、GPSケータイを活用した法人向けの位置情報管理サービス「GPS MAP」を10月1日よりスタートすると発表した。

 GPS MAPは、車輌運行管理や人員管理が行なえる位置情報管理サービス。位置情報端末として市販のGPSケータイを用いるとともに、パソコンのWebブラウザを使用し、ASP型のサービスとしてインターフェイスを汎用的なものにすることにより、低コストでシステムを運用できるのが特徴。同社では、宅配、集配、セールス、保守、介護、医療、警備、イベントなどの分野への導入を期待しており、個別のカスタマイズにも応じる。

 GPS MAPでは、端末側で専用のezplusアプリを起動させておくことで、定期的にセンター側に位置情報を通知できるほか、センター側からリアルタイム(リクエストから30~40秒程度)に位置情報を確認できるようになっている。移動の軌跡については、地図上で確認できるほか、テキストファイルとしてダウンロードすることも可能。

 このほか、「運転中」や「商談中」など、スタッフの状態を表わす機能があるほか、それを確認した上でセンター側から定型もしくは全角20文字のメッセージを送信する機能もある。さらに、営業時間外は位置検索を拒否できるプライバシー保護機能も用意されている。


伊藤泰彦氏

KDDI
ソリューション事業本部長
伊藤泰彦氏
 利用料は、管理側のパソコン1台につき月額1000円、携帯電話1台につき月額2000円程度になる予定。なお、センター側からの位置情報確認機能を利用する場合は、秋以降に発売される新端末を購入する必要がある。

 KDDIのソリューション事業本部長、伊藤泰彦氏によれば、ブルームバーグが金融情報端末の運用・保守のフィールドサービスに同サービスを採用することが決まっているとのことで、カメラ付きの端末を利用し、壊れた機器の写真をセンター側に送るなどしながら問題を解決するというようなものになるという。同氏は「GPSだけでなく、いろいろな機能を組み合わせることで、位置情報がさらに活きてくる」と語り、新サービスの有用さをアピールした。


・ ニュースリリース
  http://www.kddi.com/release/2002/0718-1/index.html


(湯野 康隆)
2002/07/18 18:50

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