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NTT西日本、通話障害の再発で「ワン切り」業者の全使用回線停止

 NTT西日本エリアの大阪府全域と兵庫県尼崎市の約516万回線で、7月29日の午前10時頃に電話が繋がりにくくなる通話障害が発生した。NTT西日本ではこの障害について、大阪市内のいわゆる「ワン切り」業者が行なった携帯電話への大量発信をその要因とみて、同日午前11時頃にこの業者が契約する200余りの使用回線すべてを停止したことを明らかにした。15日にも大阪府と兵庫県の一部で、同一業者の大量発信が原因とみられる輻輳が発生し、通話障害が起きている。

 NTT西日本によると、29日午前10時頃から通話量が異常に増えたため、交換機への負荷を減らすため、大阪府内と尼崎市内で10時40分頃までに、06エリアや携帯電話などへの発信を交換機側で50~25%に手動で制限した。同社ではその後、この時間帯に携帯電話へ大量の“ワン切り”発信を行なっていた大阪市内の業者が使用するすべての回線を切断。午前11時40分頃には、一部の規制を解除している。

 このワン切り業者は、過去にも1時間に数万回のペースで不特定多数の携帯電話へ発信を繰り返す行為を行なっており、15日に大阪府と兵庫県の一部でそれが原因とみられる通話障害が発生している。NTT西日本ではそれ以降、この業者が使用する回線への監視を強化し、発信を控える旨を要請していたが、今回再び同様の大量発信を行なったため、業者がNTT西日本と契約する200余りの使用回線すべてを停止したという。


・ NTT西日本
  http://www.ntt-west.co.jp/

NTT西日本、大阪で発生した輻輳は「ワン切り」が原因


(松下 麻利)
2002/07/29 13:58

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