| ||||||
J-SH09は、折りたたみ型の背面に、有効画素数31万画素の「CCDモバイルカメラ」と、発光色を７色から選べ、暗所での撮影をサポートする「モバイルライト」、カメラ起動時にファインダーとして利用でき、0.9インチの６万5536色GFカラー液晶を採用した「カラーサブディスプレイ」を搭載するシャープ製の写メール対応機。 51シリーズとは異なり、パケット通信や撮影動画を送受信できるムービー写メールなどには対応していないが、51シリーズと同様の動画形式（Nancy形式）で最大約10秒間の音声付き動画を撮影でき（アクションスナップモード）、保存した動画を本体内で再生して楽しめる。ただし、動画ファイルは他の端末にメール添付して送受信することはできない。 カメラ機能では、アクションスナップモードのほか、VGAサイズ（640×480ドット）で撮影・保存し、市販のPDC用ケーブルと編集ソフトを用いてパソコンに画像を転送できる「デジタルカメラモード」や、３種類の表示サイズに合わせた撮影や、１シャッターで４コマの連続撮影、あらかじめフレームを表示しての撮影などが可能な「写メールモード」などの撮影モードも用意されている。 また、CCDカメラは従来モデルのJ-SH08と比較して約５倍の感度に向上し、ローソク程度の明るさでも撮影が可能になったほか、約5cm程度の近距離での接写撮影にも対応し、バーコードを読み取れる機能も用意されている。この機能では、２種類（JANコード/QRコード）のバーコードに対応し、バーコード化された文字などを読みとることで、電話帳に入力したりURL情報からWebにアクセスしたりできるようになっている。 このほかJ-SH09では、本体に内蔵されたディズニーのキャラクターやサウンドを、各種表示や着信音に設定できる「Disneyスタイル」も搭載され、待受画面やメール送受信、電池残量マークなどの表示でディズニーの世界を楽しめる。また、自然でなめらかな動きを表現するシャープのアニメーションエンジン「E-アニメータ」も搭載。本体側面にはサイドキーが配備され、カメラのシャッターとして利用できるほか、ダブルクリックすると、背面のモバイルライトを、暗闇で足元や手元などを照らすスポットライトに切り替えられる。 メインディスプレイには、最大1670万色相当の表現が可能な2.1インチのアドバンストTFTカラー液晶を搭載。着信メロディは40和音に対応し、ウェブから6KBまでダウンロードできる。メモリ容量は5MBで、JPEG画像を最大約1000枚保存可能。Javaアプリの保存件数は最大100件まで。メール保存容量は受信が375KB、送信が120KBで、１画面に表示できる最大文字数は全角110文字（10文字×11行）。フォントにはシャープのLCフォントが採用され、文字の太さを３段階に切り替えられる。 折りたたみ時の大きさは約48×93×25mm（幅×高×厚）で、重さは約101g。連続通話時間は約130分で、連続待受時間は約350時間（折りたたみ時）。ボディカラーはメロウシルバー、カクテルピンク、ジェットブラックの３色が用意されている。
・ ニュースリリース http://www.j-phone.com/h/from/topics/20730_1.html （松下 麻利） 2002/07/30 16:05 | ||||||
|
|