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日本通信は、パソコン・PDA向けにメール専用のモバイル通信サービスパッケージ「bモバイル・プリペイドサービス・U-MAIL（ユーメイル）」を８月28日より提供する。CFタイプおよびPCカードタイプの専用通信カードと通信料・利用料がセットとなっており、全国の家電量販店を中心に販売される。通信カードの価格はオープンプライスだが、パッケージ込みで４万円程度となる見込みで、2003年７月に販売予定の更新パッケージは６カ月の利用で１万5000円を予定している。 「U-MAIL」は、同社が借り受けているDDIポケットのPHS回線を利用して、メール関連のプロトコルのみ伝送されるゲートウェイサーバーを経由して提供されるサービス。通信速度は最大32kbpsで、同社のモバイル通信サービスとしては初めてCFタイプの通信カードが提供され、PDAユーザーもターゲットとしている。 また同社が提供しているメール圧縮機能「VENUS」を利用すると、通常の1.5～３倍程度向上した体感速度で利用できる。なお、「VENUS」はWindowsのみの対応で、Windows CEやMac OSでは利用できない。このほか「テキスト・ブラウジング機能」も利用可能となっており、同社のプロキシーサーバーを経由することで、画像表示はできないものの、テキスト表示による補助的なブラウジング環境も提供される。 今回の発表にあたり、同社の執行役員である福田尚久氏は「６月にbモバイルユーザーに実施したアンケートでは、メールを中心にしているユーザーが45％」とU-MAILをスタートする経緯を説明。月額換算した新サービスは3300円程度で利用可能で、同社では新たなユーザー層の獲得を見込んでいる。 対応するOSは、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP、Windows CE 2.0以上、Mac OS 8.5以降。PCカード型の通信カードではMac OS 10.1.5でも利用できる。
・ 日本通信 ニュースリリース http://www.j-com.co.jp/news/release/0047.html （関口 聖） 2002/08/22 16:54 | ||||||
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