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au、動画メール対応機などカメラ搭載4機種を発表

 auはCDMA2000 1x対応端末として「A5301T」「A3015SA」「A1014ST」「A1013K」の4機種を発表した。いずれもカメラ付きで9月20日発売予定。このうちA5301Tは動画の添付メールに対応する。また、10月から144kbpsのデータ通信をEZwebmultiの標準サービスとし、新たな割引パック「パケット割」、画像添付メールを受信できない携帯電話など向けに、撮影画像を仲介配信する「フォトメール便」などのサービスも導入すると発表した。さらにCMキャラクタも、9月からはこれまでの菊川怜に竹野内豊と仲間由紀恵が加わることも発表した。

 本稿では発表された端末についてレポートする。新サービスなどについては別記事を参照されたい。


「ムービーメール」対応のハイエンドモデル「A5301T」

 A5301Tは東芝製のカメラ付き端末。動画配信対応のムービーケータイとしては、昨年末に発売されたC5001Tに続く2機種目となる。

 A5301Tは、動画コンテンツをダウンロードして視聴するだけでなく、カメラで動画を撮影して、A5301TやC5001T、あるいはパソコンに転送することが可能。撮影できる圧縮形式はMPEG-4(動画)とQCELP(音声)。C5001Tがダウンロードできるものと同じフォーマットなので、ほぼ互換性が保たれているという。撮影できる動画は最大15秒で、端末上でナレーションをアフレコしたりテロップを追加したりできる。撮影解像度は96×80ドット。

 また、外部メモリとしてSDカードスロットを搭載しており、撮影した静止画/動画、メール、アドレス帳をバックアップできる。デスクトップパソコンで作成した動画をSDメモリーカードに保存し、メールを経由せずにA5301Tで再生させるなどの使い方も可能。商品には16MBのSDメモリーカードが付属する。

 本体背面にはサブディスプレイを搭載していて、自分撮り時などにファインダーとして使うこともできる。カメラには31万画素のCCDを搭載し、携帯電話用の144×176ドットだけでなく、640×480ドットの画像も撮影可能。

 日本語入力には随時候補を表示させるタイプの入力予測変換に対応する「Mobile Rupo」を搭載し、ココセコムEZサービスにも対応する。このほか、従来のGPSのeznavigationやJavaのezplus、WAPといった最新機能にも対応している。

 本体のディスプレイは2.1型26万色表示の144×176ドットのポリシリコンTFT液晶。サブディスプレイは1型256色表示の80×60ドットのSTN液晶。大きさは96×48×28mmで重さは119g。メール保存容量は受信・送信ともに400KBずつで、データフォルダ容量は3MB。ボディカラーはスノーシルバー、ラベンダーピンク、ソリッドネイビーの3色で、東京ではソリッドネイビーのみ10月発売予定となっている。


液晶側側面にSDカードスロットを搭載 入力予測変換に対応するMobile Rupo

簡易フラッシュ搭載のカメラ付きGPSケータイ「A3015SA」

 A3015SAは三洋製のカメラ内蔵型GPSケータイ。動画には対応しないが、撮影した静止画をメールに添付して送受信できる。カメラには11万画素のCCDを採用しており、高輝度LEDによる簡易照明も利用できる。背面にもディスプレイを搭載しており、撮影時のファインダーとしての使用も可能。

 着信履歴を表示の際、3秒未満の着信をアイコンで色を変える「ワン切りチェック機能」や1万7200語の英和辞書と7000語の和英辞書などといったユーティリティ機能を搭載するほか、予測変換や辞書のダウンロードに対応する「モバイルWnn V2」を日本語変換システムとして搭載する。

 このほか、eznavigationやezplusといった3000シリーズの共通機能に対応している。

 本体のディスプレイは2.1型26万色表示の132×176ドット液晶。サブディスプレイは1型6万5536表示STNカラー液晶。大きさは92×47×25mmで重さは99g。メールの保存容量は受信が256KBで送信が128KB。データフォルダ容量は2MB。ボディカラーはシルバー、パールピンク、ネーブルオレンジの3色で、東京ではネイビーオレンジのみ10月発売予定となっている。


発売予定の3色 カメラとなりにLEDライト。ディスプレイがあるので、ミラーはない

8色のカラーフラッシュ搭載の「A1014ST」

 A1014STは鳥取三洋製のCDMA2000 1x対応端末。eznavigationやezplusといった、いわゆるEZwebmultiのサービスには対応しない下位機種という位置付けだが、11万画素CCDのカメラを内蔵しており、静止画のメール添付が可能。高輝度LEDによる簡易照明も内蔵しており、簡易照明の色を8色から選ぶこともできる。

 このほか、不在着信履歴表示時に3秒以内の着信をアイコン表示する「ワン切りチェック機能」やアドレス帳登録者以外からの着信時に着信音を鳴らさない「おやすみモード」といったユーティリティ機能や、日本語変換システムとしては推測変換にも対応した「ATOK for au」を搭載する。

 本体のディスプレイは2.1型6万5536色表示の132×176ドットのTFT液晶。サブディスプレイは72×32ドットのモノクロ液晶。大きさは93×45×24mmで重さは97g。メール保存容量は受信が200KBで送信が100KB。データフォルダ容量は1.5MB。ボディカラーはメタリックホワイトの1色。


カメラと照明、ミラー、サブディスプレイが本体背面に並んでいる 照明発光時。色を変えることが可能

レンズカバー付きの「A1013K」

 A1013Kは京セラ製のCDMA2000 1x端末。こちらもEZwebmultiのサービスには対応しない下位機種という位置付けだが、11万画素CMOSのカメラを内蔵しており、静止画のメール添付が可能。

 スライドスイッチで開閉させるレンズカバーを搭載しており、レンズカバーを開けると自動的に撮影モードに移行するようになっている。また、あらかじめ登録しておいた宛先に、ワンタッチで撮影画像を送る「撮速(さっそく)メール」機能も搭載する。

 日本語変換には、A1012Kにも搭載されている、随時候補を表示させる予測変換機能と辞書のダウンロード機能に対応する「モバイルWnn V2」を搭載する。また、文字の拡大表示に対応し、メールやカメラなどの頻繁に使う機能だけを大きな文字でまとめた「かんたんマニュアル」も付属する。

 本体のディスプレイは2型6万5536色表示の120×160ドットTFT液晶。サブディスプレイは256色表示の96×34ドットSTN液晶。大きさは96×48×26mmで重さは109g。メール保存容量は受信が256KBで送信が128KB。ボディカラーはシルバーとアイスブルーの2色。


レンズカバーを閉じている状態。側面のスライドスイッチで開閉 スライドカバーを開いている状態。カメラと自分撮りのミラーが並んでいる

・ ニュースリリース
  http://www.kddi.com/release/2002/0826/index.html

au、1パケット0.1円になるオプションパックなどのサービスを追加


(白根 雅彦)
2002/08/26 17:12

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