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バガボンド、通信市場全般の現状と将来像を分析したレポート

 バガボンドは、固定電話や移動体通信全般を展望・分析したレポート「情報通信ネットワークの動向分析とコミュニケーション機器市場の展望」を発表した。レポートは全体で600ページ以上に及ぶ内容で、サービスやインフラ、各キャリアの戦略など通信市場に関わる詳細な分析が掲載されている。価格は12万円。

 同レポートは、今後しばらくは通信市場全体の規模は拡大し、順調な成長が見込まれると予測。しかし成長の主な要因は、これまで携帯電話が急激なスピードで普及してきたことによるものであり、固定電話市場は縮小傾向にあると指摘している。

 携帯電話市場では、加入者増数が鈍化し、日本経済全体が不景気であることで端末の売れ行きも伸び悩むとして、2001年度は市場規模が約1割縮小したとしながらも、カメラ搭載端末など新タイプの商品の投入やコンテンツサービスによる収入などで、市場の拡大傾向は続き、2002年度からは回復傾向に転じているとした。第3世代携帯電話(3G)市場は、本格的な普及はまだ先として、キャリア側の設備投資額が減少傾向にあるとしたほか、インフラ整備などにおいて、どのようにコストダウンを実現していくかが重要としている。

 一方、固定電話市場においては、携帯電話へユーザーが流出したこともあり、長距離・国際通信事業者の減収・減益が続いている点を挙げ、各事業者がデータ通信やISPサービスで収益を補おうとしているものの、カバーしきれず音声通話への依存体質を指摘している。

 このほか同レポートでは、ネットワークインフラに用いられる基地局やスイッチ製品に対する分析や、国内外の通信キャリアの戦略分析なども行なわれている。


・ バガボンド ニュースリリース
  http://vagabond.co.jp/top/pressr/press/200209042.html


(関口 聖)
2002/09/06 14:20

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