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SSI、「ソースネクストの主張は極めて犯罪性の高い営業妨害」

 SSIおよびSSIトリスターは、両社が販売している携帯電話用ユーティリティソフト「携帯万能8」が、ソースネクストより「著作権侵害」として発売差止仮処分申請が9月9日になされたことなどに対し、8月28日の時点で東京地方裁判所へ損害賠償請求を行ない、9月20日には同裁判所へ「不正競争行為の差止仮処分命令」を申し立てたことを明らかにした。

 SSIによると、ソースネクストが著作権侵害されていると主張している携帯電話用ユーティリティソフト「携快電話6」のソースコードは、アメリカンメガトレンド(AMI)が開発したもので、AMIが著作権を所有しているという。また、SSIでは、AMIの許諾を得て「携帯万能8」を開発・販売しており、「実体のない著作権を騙ったソースネクストによる極めて犯罪性の高い営業妨害」であると強い姿勢で批判しているほか、「刑事告訴も検討中」としている。

 一方のソースネクストでは、今回のSSIの主張に対して「論理のすりかえであり、非常に悪質かつ意図的に曲解したもの」と非難。その理由として「もともとソースネクストからAMIに開発を委託したもの。ソースコード部分の著作権は確かにAMIに帰属しているが、ソースネクストが主張している著作権侵害は、インターフェイスなどその他全て」として、「携帯万能8」の画像や設定ファイルがソースネクストの「携快電話6」から流用、もしくはわずかな加工のみで使用されているとしている。

 またソースネクストが8月に刑事告訴している点について、「民事ではいかなる内容であれ、いったんは受理されるが、(刑事告訴は)警察・検察が犯罪として、ある程度捜査した上でなければ受理されない」ため、SSIの「携帯万能8」開発・販売は「犯罪である」と強調している。


・ SSIトリスターの見解
  http://www.ssitristar.com/law/
・ ソースネクスト
  http://www.sourcenext.com/

ソースネクスト、著作権侵害でSSIトリスター製品の発売差止仮処分申請


(関口 聖)
2002/09/30 17:55

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