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DDIポケット、feel H"を利用した音楽配信サービス



 DDIポケットは、feel H"端末を利用した音楽配信サービス「Sound Market」を11月30日から開始すると発表した。同日発表された三洋製のfeel H"端末「RZ-J91」などで利用できる。

 Sound MarketはPHS回線を利用し、DDIポケットが提供する専用サーバー上で、ユーザーにMP3圧縮の音楽コンテンツを販売するというサービス。ユーザーはfeel H"端末だけで、ネットワークからの音楽購入、ダウンロードした音楽の再生、メモリカードへの保存が行なえる。

 Sound Market上では、音楽コンテンツの販売だけでなく、音声通話を利用した試聴、ほかのユーザーのためのコンテンツ購入、音楽CDの通販、位置情報を利用したCDショップの検索などのサービスも合わせて提供される。また、音楽に限らず、落語や語学教材なども販売。音楽コンテンツについては、日本コロムビア、ポニーキャニオン、第一興商などが提供を予定している。


 利用料金としては通信料金のほかに、コンテンツホルダーに支払うコンテンツ料金が必要となる。コンテンツ料金はDDIポケットが回収を代行し、ユーザーには通話料などと一緒に請求される。1曲あたり200~400円ていどの料金が想定されており、通信料金は13円/分。DDIポケットによると、1曲のダウンロードには平均6~8分かかかるため、通信料金は100円程度になるという。

 音楽配信システムとしては三洋電機、日立、富士通、日本コロムビアが共同開発した携帯電話・PHS向けの音楽配信システム「ケータイdeミュージック」を採用している。このシステムでは、楽曲はダウンロード時に保存したセキュアマルチメディアカードでのみ再生可能で、PCなどへコピーして再生することはできないようになっている。ただし、PCへファイルをコピーすることで、PCを音楽データのストッカーとして利用することはできる。

 発表されているSound Market対応端末は現在のところ、三洋電機製の「RZ-J90」と「RZ-J91」だけだが、DDIポケットでは「今後発売するfeel H"端末についても、なるべくSound Marketに対応していただけるよう、メーカーにお願いしている」としている。

 またDDIポケットによると、Sound Marketではいまのところケータイdeミュージックのみのサポートを予定しているが、今後たとえばMagicGateメモリースティックやSDメモリカードを搭載し、ケータイdeミュージックとは違った音楽配信システムを採用する端末が登場すれば、Sound Marketの仕様を拡張することで対応することもありうるという。


 Sound Market対応機種には、メール機能などと同じようにSound Marketサーバーにアクセスするコマンドが用意される

 DDIポケット側には「メニューサーバー」とデータを蓄える「配信サーバー」、そして試聴データを作る「試聴サーバー」の3種類が用意され、端末は必要に応じてそれら再発呼する


URL
  ニュースリリース
  http://www.ddipocket.co.jp/news/i_h120929.html
  参考記事「携帯電話向けの音楽配信技術規格」
  http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/1999/12/09/demusic.htm


(白根 雅彦)
2000/09/29 21:16

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