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富士通、外出先からiアプリで遠隔操作できるホームロボット

 富士通研究所は、外出時にiアプリを利用して、家電の操作や自宅内の状況が遠隔操作で確認できるホームロボット「MARON-1(マロンワン)」を開発した。

 今回開発された「MARON-1」は、日常生活をサポートする目的で開発されたホームロボット。iアプリ搭載端末から遠隔操作して、家電機器のコントロールや自宅内の監視が行なえる。操作用に提供されるiアプリは、FOMAおよび503is以降のiアプリ端末で利用可能。大きさは32×32×36cmで、重さは5kg。横置きのデスクトップパソコンのような本体に、カメラが装備されたデザインで、駆動輪および旋回輪によって毎秒20cmで自走できる。

 家電リモコン用の赤外線センサーや、撮影用カメラなどのほか、2.4インチTFTカラーディスプレイや操作用タッチパッドなどが装備されている。本体にはAirH"端末が内蔵されており、ユーザーが外出先からAirH"端末にワンコールすると、「MARON-1」が起動して、AirH"経由でインターネットに接続する。なお、利用にあたっては、別途AirH"の契約が必要。

 OSにはWindows CE 3.0を搭載し、同社開発のサーバーアプリケーションによって制御。外出先からiアプリで遠隔操作できる。バッテリーにはニッケル水素充電池を内蔵しており、定期的に起動する程度であれば、約12時間駆動する。

 家庭内を撮影して、携帯電話に画像を送信したり、家電の操作が可能な「遠隔操作機能」、侵入者を検知して、警告音を発するとともに、登録された電話番号へ通知する「留守番機能」などが用意されている。

 同社によると、早ければ年内にも発売するとしている。また、利用シーンにあわせた新たなソフトウェア開発を行なっていく予定。


・ 富士通研究所 ニュースリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/10/7.html


(関口 聖)
2002/10/07 16:11

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