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SSI、ソースネクストの仮処分申請および告訴に対して再び反論

 SSIおよびSSIトリスターは、両社の携帯電話用ユーティリティ「携帯万能8」について、ソースネクストから発売差止仮処分申請および刑事告訴が行なわれていることに対する反論を同社Webサイトで公表した。

 それによれば、9月30日の時点で両社が示していた「ソースネクストの行為は極めて犯罪性の高い営業妨害」との見解とほぼ同内容だが、新たに2002年10月3日に刑事告訴を行なったことを明らかにしている。これに対し、ソースネクストは「告訴の内容が分からず、コメントできない」としている。

 これまで、ソースネクストでは8月10日に刑事告訴を行ない、9月6日には東京地方裁判所へ発売差し止めの仮処分申請を提出し、「携快電話6のファイルを一部コピーして流用した著作権侵害」を申請している。

 一方のSSIおよびSSIトリスターでは、ソースネクストの行為を受けて9月20日に東京地方裁判所へ「不正競争行為の差止仮処分命令」を申し立てているほか、今回新たに刑事告訴を行なっている。またSSIが行なった刑事告訴の内容には「虚偽告訴罪」が含まれており、担当者は「警察が、ソースネクストの行為を『営業妨害を目的とした虚偽の告訴』の疑いがあると認めたことに他ならない」と主張している。

 なお、SSI側の主張は「ソースネクストはソースコードの著作権を所持していないにもかかわらず、あたかも有しているかのように装っている」としているが、ソースネクスト側は「ソースコード以外の部分で著作権が侵害されている」と双方の主張に食い違いもみられる。

 この点に関してSSIの担当者は「むしろ“ソースコード以外の部分”とはどこを指しているか、具体的にしてもらいたい」と述べ、「インターフェイス部分の画像などを(ソースネクストから受注して)製作した企業からは許諾を得た。はっきりとソースネクストが著作権侵害としている点を明確にしてこない限り、悪質な営業妨害かつ宣伝行為と見受けられる」と非難。「SSIとしては何も不明な点はない。どんどんオープンにして、はっきりと決着させる」と強気の構えをみせている。


・ SSIトリスターの見解
  http://www.ssitristar.com/law/
・ ソースネクスト
  http://www.sourcenext.com/

SSI、「ソースネクストの主張は極めて犯罪性の高い営業妨害」
ソースネクスト、著作権侵害でSSIトリスター製品の発売差止仮処分申請


(関口 聖)
2002/10/08 17:52

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