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「ATOK for Pocket PC」は、Pocket PCならびにPocket PC 2002上で動作する日本語入力システム。従来の「ATOK Pocket for Windows CE」の後継バージョンとなる。 新バージョンでは、「ひらがな/カタカナ」パネルの使用中に別パネルを起動し、パネルを切り替えずに数字や記号を入力できる「サブパネル方式」や、文字ボタンの上下左右へのドラッグでスペースの入力や文字の確定、後退（Back Space）などの操作が行える「ジェスチャー機能」が利用可能。10万語のAI辞書を搭載しているほか、話し言葉対応エンジンを搭載しており、話し言葉を正確に変換できる。過去の確定履歴から変換候補を推測する「推測変換機能」も用意されている。 販売は、同社のショッピングサイト「Just MyShop」での直販、または大手ダウンロードサイトからのダウンロード販売の２通りの方法が用意される。パッケージ版の直販価格は6800円で、ATOKシリーズの登録ユーザーは優待価格5300円で購入できる。また、ダウンロード販売の場合は5300円となるが、こちらも登録ユーザー向けの優待版が4300円で提供される。 一方の「ATOK for Palm OS 5 日本語グラフィティ対応版」は、現在発売中の「ATOK for Palm OS 日本語グラフィティ対応版」をPalm OS 5に対応させたもの。ソニーのCLIE PEG-NXシリーズには、同ソフトのプリインストール版が搭載されているが、日本語グラフィティ対応版を利用すれば、グラフィティエリアでの手書き入力が行えるようになる。手書き入力の際には、筆跡が表示されるようになっている。 こちらの販売は「Just MyShop」のみでの扱いとなり、価格はパッケージ版が4800円、ダウンロード版が3800円となっている。 なお同社では、パソコン向けの日本語入力システム「ATOK16 for Windows」を２月28日に発売することも併せて発表している。こちらの価格は8000円。ATOKシリーズの登録ユーザー向けに提供されるバージョンアップ版については２月７日より5000円で提供される。
・ ニュースリリース http://www.justsystem.co.jp/news/2002l/news/j11062.html （湯野 康隆） 2002/11/06 17:59 | ||||||
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