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アイ・オー、iモード端末向けGPSアダプタ「ケータイサイトGPS」

 アイ・オー・データ機器は、iモード端末のコネクタに接続して位置情報サービスなどが利用できるGPSアダプタ「ケータイサイトGPS(PDC-GPS)」を12月上旬から発売する。価格は2万8000円。

 今回発売される「ケータイサイトGPS」は、iモード端末に接続して取得した位置情報を利用できるGPSアダプタ。iモード端末やパソコンに接続して利用できるほか、単独でも位置情報の取得・記録が行なえる。NTTドコモが策定した仕様に基づく簡易位置情報システム「GPSリンク」に準拠しており、取得した位置情報をiモード向け地図サイトで表示できる。同社では9月9日の時点で開発を明らかにしていた。

 大きさは、29.5×51.2×69.7mm(高×幅×奥行、コネクタ部含む)で、重さは約55g(電池含まず)。単4電池2本で動作し、通常利用で連続10時間程度駆動する。iモード端末と接続できるシリアル端子のほか、パソコンと接続できるUSB端子、車載時にも利用できるように外部アンテナと接続できるコネクタが装備されている。

 本体には4つの操作ボタンを装備し、それぞれ軽く1回押した場合と2秒間押し続けた場合で異なる機能が割り当てられている。

 右端の「Mark」ボタンでは、軽く1回押すと現在地を中心に一定のエリアを設定できる“サインポスト”が登録可能で、2秒押すとサインポストの設定情報をiモード端末のメール編集画面に表示させられる。中央の「Web」ボタンでは軽く1回押すと現在地を、2秒押すとサインポストとして登録した位置をiモード向け地図サイトで表示させられる。

 左端上部の「Mail」ボタンでは、軽く1回押すとiモード端末のメール編集画面に経度や緯度などが表示され、2秒押すとメール編集画面にあらかじめ設定した形で位置情報が表示される。左端下部の「Rec」ボタンは、現在地をログとして記録し、2秒押すと定期的に位置を記録する“ロギング機能”の開始・停止が行なえる。

 利用できるiモード向け地図サイトは複数用意されているため、あらかじめパソコンに接続して設定しておく必要がある。また、定期的に位置情報を記録する「ロギング機能」の時間設定も、パソコンと接続して設定可能で、「ロギング機能」で記録されたデータは、パソコンに取り込んで移動した経路を再生することもできる。

 パッケージにはパソコンと接続した際に利用できる設定ソフト「GeoSeek」や、ゼンリンの地図ソフト、USBケーブルが同梱される。対応するiモード端末は、三菱・富士通・NEC・松下・ソニー各社製の210i/211i/503i/504iシリーズ。

 同社では、個人向け販売のほか、法人向けにシステムも含めたソリューションの提供も行なっていく予定で、利用できる機能が大幅に増加する“コーポレートモード”で納入されるという。

 なお同社では、車載時などに利用できる電源アダプタや外部アンテナをオプション提供していく予定。


iモード端末に接続して利用できる USB経由でパソコンと接続した場合でも位置情報を取得できる

・ ニュースリリース
  http://www.iodata.co.jp/news/200211/pdc-gps.htm
・ 製品情報
  http://www.iodata.co.jp/products/peripheral/2002/pdc-gps/index.htm

アイ・オー、iモード向けGPSアダプタを開発


(関口 聖)
2002/11/07 14:58

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