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DDIポケット、PDA向けのプッシュサービスを可能に

 DDIポケットは、企業内サーバーから送信されたEメールを、同社の専用サーバーで受け、ライトメールに変換してAirH"が接続されたPDAを自動的に起動してメール着信させる企業向けサービス「WakeOnサービス」を2003年1月7日から開始する。

 料金プランは、月額基本料が15,000円で1通あたり2円の利用料がかかる「プランA」と、月額基本料が100,000円で、1通あたり1.5円の「プランB」を用意。このほか両プランとも、登録手数料が5,000円かかる。また「プランA」では、送信した電話番号が300を超えた場合、別途1電話番号あたり月額50円がかかる。

 「WakeOnサービス」は、企業内サーバーからEメールを受けて、WakeOnセンターでライトメールに変換し、PDAの起動指示などを含むライトメールとして送信できる企業向けサービス。送信結果は、企業内サーバーへEメールとして返信される。企業内サーバーとPDAには、WakeOnサービスに対応するドライバーソフト、またはミドルウェアソフトが必要。

 これまでPDAでは、回線交換によるメールの自動着信は可能だったものの、絶えず起動してデータ通信を継続して行なわなければならなかった。同サービスでは、PDA内のクライアントソフトへの指示を含む形でライトメールが送信できる。例えば、自動的に起動させたPDAに対して、PDA内のクライアントソフトを起動させて企業側のサーバーのEメールを受信させることも可能だという。

 今回のサービスでDDIポケットが提供するのは、企業サーバーからの要求をPDAへの指示を含んだライトメールとして送信し、送信結果を企業内サーバーへEメールで返信する機能。企業内サーバーやPDA側のドライバやミドルウェアソフトの提供は同社では行なわず、PDAなどのメーカーが提供する。

 対応するAirH"端末は、NECインフロンティア製のCFタイプのデータ通信用PHS端末「AH-N401C」と、同じくCFタイプの本多エレクトロン製の「AH-401C」。サービス開始時にドライバやミドルウェアソフトの提供が決まっているPDA端末は、東芝製の「e550G、550G/MD、550GS、550GX、550GX/MD」と、NEC製の「PocketGear MC/PG5000」。

 DDIポケットでは、企業側が営業社員全員にメールで指示を出す場合や、PDA向けのプッシュ型コンテンツ配信を構築するコンテンツプロバイダ、ISPサービスを展開する企業が、Eメールサービスのオプションサービスとして利用するなどの利用を見込む。同社では、企業向け無線IPサービスでも同様のサービスを提供するとしている。


・ ニュースリリース
  http://www.ddipocket.co.jp/news/h141205.html


(津田 啓夢)
2002/12/05 17:03

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