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ガートナー調査、来年上半期まではカメラ付きが市場を牽引

円グラフ

 ガートナージャパンのデータクエスト部門は、2002年第3四半期における日本の携帯電話市場に関する調査結果を発表した。メーカー別シェアでは、NEC、パナソニック、シャープの順となっている。

 同調査によれば、第3四半期のエンドユーザーに対する販売台数は、前年同期比3.1%減の983万4,000台。依然として前年割れが続いているものの、第1~2四半期に比べれば減少幅は小さくなっている。同社では、第4四半期もカメラ付き端末を中心に回復基調が継続するが、2002年通年では前年割れの4,000万台弱になると見ている。

 メーカー別のシェアでは、NECが19.0%で7四半期連続で首位の座を堅持。2位以降は、パナソニック(17.5%)、シャープ(14.4%)、三菱電機(9.2%)、東芝(8.6%)と続いている。

 同調査ではカメラ付き端末の販売台数を前期比26.7%増の398万7,000台と推定。同期中に販売された端末の40.5%がカメラ付き端末ということになる。同社では、2000年後半から2001年にかけて“折りたたみ型”であるかどうかがシェアを左右する要因となっていたが、2002年については“カメラ付き”であるかどうかがこれを左右していると分析。

 一方、Java対応端末については、前期比11.4%減の466万8,000台と伸び悩む結果となった。これについては、第2四半期に発売されたNTTドコモの504iシリーズに対する需要が一段落したことと、第3四半期に発売されたカメラ付き端末(251iシリーズ)がJavaに対応していないため、ユーザーの関心がJavaとカメラに分散したことが影響しているという。

 同社のアナリスト 光山奈保子氏は「カメラ付き端末が市場を牽引する構図は2003年上半期まで継続するが、2003年半ばには潜在ユーザー層に一通り普及する。携帯電話事業者および携帯電話端末メーカーは、次なる買い替え要因を創出する必要性に迫られている」としている。


・ ニュースリリース
  http://www.gartner.co.jp/press/pr20021210-01.html

ガートナー調査、第2四半期国内の携帯販売に回復の兆し


(湯野 康隆)
2002/12/10 16:58

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