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バンダイ、ネットワーク事業の子会社設立、コンテンツ輸出も

 バンダイは4日、ネットワーク事業を分社化し、事業の拡大と連結経営の強化を行なうと発表。新会社「バンダイネットワークス株式会社」を9月7日に設立、10月1日より営業を開始する。資本金は5億円でバンダイの100%出資。将来的には株式公開を目指すとしている。

 バンダイでは、同社の強みとして、キャラクタービジネスのノウハウ・サーバー運用技術のノウハウを挙げる。新会社「バンダイネットワークス株式会社」では、以下の事業を柱として展開する。

 1)高機能携帯電話機向けコンテンツ配信サービス事業

 現在iモード、EZweb、J-スカイなどに提供している待受画面や着信メロディ、ゲームなどのコンテンツ配信事業。すでに韓国でこの8月からLGテレコム社の携帯電話向けにキャラクター画像配信サービスを開始しており、また「Wireless Wonder Gate」の北米事業展開について米ルーセントと合意するなど、海外展開も積極的に行なっていくという。

 2)有料ネットワークゲーム配信やネット通販による限定商品の販売を行なうWebエンターテイメントサイトの運営

 すでに開始しているエンターテイメントサイト「LaLaBit(ララビット)」では、ネットワークゲームの運営、キャラクターグッズの販売などを行なっている。

 3)新規開発事業 

ネットワーク技術を使った新規事業の開発と立ち上げを行なう。同社の携帯ゲーム機「WonderSwan」と携帯電話を接続してネットワーク機能を利用可能にする「Wonder Gate」の開発、研究などを含む。



URL
  バンダイのホームページ
  http://www.bandai.co.jp/


(工藤 ひろえ)
2000/09/04 18:58

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