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フュージョン、固定発携帯着の通話料金を14日にも3分60円に

 フュージョン・コミュニケーションズは、固定発携帯着の通話料金を3分60円で提供するため、6日に総務省に新サービス料金を提出する。2月14日にもサービスを開始する模様。

 今回明らかにされた新料金は、フュージョンのユーザーが固定発携帯着にダイヤルする場合に、国際電話を経由することで3分60円の割安な価格で通話できるというもの。ユーザーは、固定電話から指定の国際電話番号にダイヤルした後、携帯電話の番号を入力する。

 固定発携帯着の料金設定権については、昨年より平成電電と各携帯電話キャリアおよび総務省を交えて議論がなされており、昨年11月の総務省の裁定をもとに、平成電電は固定発携帯着の通話料金を3分60円で提供している。

 今回、固定発携帯着の新料金を開始するにあたって、フュージョン側は「国際電話を経由することはあくまでイレギュラーな方法」とコメントしており、同社のような中継事業者が割安な料金を開始することで固定発携帯着の料金設定権について「一石を投じたい」としている。また、これまで同社サポートセンターへユーザーから携帯電話への通話料金に対する不満の声が挙がっていたことも今回の値下げの要因だという。



URL
  フュージョン・コミュニケーションズ
  http://www.0038.net/


(津田 啓夢)
2003/02/05 15:53

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