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IPSe調査、携帯電話の利用はメールとカメラが中心

 イプシ・マーケティング研究所(IPSe)は、携帯電話・PHSを所有するインターネットユーザーを対象に、「携帯電話の利用に関する調査」と題した携帯電話の利用実態や機能、コンテンツ、サービスなどの意識調査を行ない結果を発表した。2,007名から回答が得られ、内訳は男性43.8%、女性54.3%、平均年齢34.5歳となる。調査期間は、12月13日~23日。

 調査よると、「メールがほとんど」と「通話が3割、メールが7割」と回答したメール中心の利用者は、49.1%と全体の半数近くに及んでいる。また、1日の平均受発信数は、「通話」が4回、「メール」が7回となっている。特に、若い世代ほどメールの利用が活発で、メール中心に利用するユーザーは、19歳以下で85.1%、20代前半で68.5%、20代後半で58.9%、30台前半では55.5%と、30代前半までは過半数を占めている。

 また、「携帯電話のメールは特定の数人の相手とする事が多い」に対する「そう思う」「ややそう思う」の比率は81.4%と高く、「パソコンの場合よりも通信料を気にする」の比率も73.4%と高い。利用額別に見ると、月額の利用料金が高いユーザーほど、「携帯メールは相手と会話のように頻繁に行なう」「メールの相手がパソコンの場合とは違う」「パソコンでのメール利用が少なくなった」に、肯定的な回答を得られている。なお、基本料金を含む1カ月の利用額は5,613円で、「男性(5,797円)」が「女性(5,453円)」を上回っている。年齢別では、若い世代ほど利用額が多く、職業別では「学生」が多い結果となっている。

 携帯電話・PHSの付属機能の利用状況は、多い順に「メール(84.7%)」「インターネット接続(81.5%)」「各電話会社の独自メール(74.9%)」となっており、「カメラ」は24.7%、「位置情報サービス」は19.1%という結果になった。

 「なくてもよい」の割合が低い機能は、利用状況と同じく「メール」がトップで、「カメラ」「インターネット接続」がそれに続いている。一方、「なくてもよい」の比率が高い機能は、「位置情報サービス」「ムービー」「Javaアプリケーション」となっている。


 調査によれば、カメラ付き携帯電話の保有者で、カメラを使ったことがない人はわずか2.6%となっており、撮影対象のトップは、「たまたま見つけた面白いもの(42.4%)」次いで「家族(39.5%)」「友人(36.6%)」が続いている。また、撮影した画像の利用方法では、「撮った写真を他人の携帯電話にメールで送る(67.4%)」「撮った写真を待受画像に使う(61.6%)」がいずれも6割を超えており、「メモ代わりに撮影(43.9%)」も高い回答を得た。

 このほか、撮影画像のオリジナルな利用方法として、「元気のない友人へ、変装した自分など面白いものを写して元気づけるメッセージを添えて送る」といったコミュニケーション手段に活用したり、「鏡として使う」「化粧前と後の自分を比べて遊ぶ」といったユニークな回答もあったという。

 位置情報サービスに関しては、対応端末を保有しているユーザーが全体の25%となっている。しかし利用頻度は、1カ月に1回以上使うユーザーが12.6%にとどまっており、大半が「ほとんど使わない」「一度も使用していない」と回答している。

 また、有料コンテンツやサービスの利用経験者は69%となっている。トップは、「音楽(着メロ、カラオケ配信など)」で42.7%で、待受画像やフレームなどの「画像」が19.6%と続いている。有料コンテンツなどの平均利用数は2.6個で、「音楽」は若い層、「ニュース・天気予報」が50代以上の層で利用が多い。

 このほか、携帯電話の商品購入経験者は23.7%で、「書籍」「衣類・ファッション用品」などが主な購入商品。また、携帯電話を使ったクーポンについては、知っているユーザーは55.7%となっているが、利用経験者は17.7%と2割に満たない。



URL
  ニュースリリース
  http://www.ipse-m.com/company/release/release_02.htm


(津田 啓夢)
2003/02/21 15:29

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