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エニックスは、斜め上からの視点「クォータービュー」を採用した504iシリーズ向けネットワーク対戦型シミュレーションRPG「タクティカル クエスト」を3月3日より提供する。なお、J-フォンの5Xシリーズ向けにも4月1日より提供される。利用料は、iモード版・J-スカイ版ともに月額300円。公式メニューからのアクセスは、iモード版が「ゲーム」→「ゲーム1」→「ロールプレイング」から、J-スカイ版が「JAVAアプリ」→「ケータイゲーム」→「RPG・アドベンチャー」から。 「タクティカル クエスト」は、クォータービューを採用したネットワーク対戦型シミュレーションゲーム。家庭用ゲーム機やアーケード版からの移植ではなく、携帯電話専用として開発されたオリジナルのゲームとなる。 プレイヤーは、戦士や魔法使いなどの職業から自分の好みのものを選択して冒険を行なう。敵モンスターを倒すことで、最高4体までモンスターを仲間にすることが可能。モンスターは、種類によって特性が異なり、仲間にしたモンスターの特性を活かしながら戦略的な戦闘が楽しめるという。 コンピュータや他のプレイヤーがプレイする対戦相手に勝利することでサイト上の「街」で利用できる通貨を獲得できる。街では、武器などアイテムが購入できるほか、住人などと話すことも可能。 冒険を進めていくと、プレイヤーは自分のキャラクターの職業を変更できる「転生」が行なえるようになる。転生を行なうことで、キャラクターの特性を変更することが可能。また、シナリオ内には多数のレアアイテムも用意されている。 シナリオは全30話で、バトルフィールドは90面以上、キャラクター総数は120種類以上登場する。合計340分（闘技場120分、フィールド100分、検索120分の場合）利用した場合、パケット代は1カ月1,500円ほどだという。 このほか、サービス開始時には対戦相手を指定した対戦も可能になる予定。他のプレイヤーのIDを指定することで、友達や特定の人と戦闘が行なえる。なお、サービス開始時点に、iモード版とJ-スカイ版のユーザーが同じフィールド上でプレイできるかどうかは未定とのこと。 エニックスは、「プレイステーションのゲームと同じボリュームを携帯電話で楽しめる」と、携帯電話をハードにした本格的なネット対戦型ゲームへの意気込み見せている。家庭用ゲームでは、ネットワークを使ってプレイヤー同士がパーティーを組んで冒険を行なうものがあるが、同社によれば「携帯電話は、ネットを使うことで、他のユーザーを意識しながら楽しむことができる」としており、プレイヤーがそれぞれゲームをやり込んで競い合う楽しさをアピール。なお今後はEZweb版も提供される予定とのこと。
■ ＵＲＬ エニックス http://www.enix.co.jp/ （津田 啓夢） 2003/02/28 14:32 | ||||||
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