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ティー・アンド・エスは、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を専用サーバー経由で店舗に設置してあるパソコンにメールで送信すると、プリクラのように整形してプリントできるシステム「カシャプリ」を開発した。同社は、ネットハンズと提携し、飲食店やイベント会場向けに販売していく。 今回発表された「カシャプリ」は、携帯電話から専用サーバー経由で店舗のパソコンに画像付きメールを送信すると、プリクラタイプの印画紙にプリントできるというシステム。ユーザーが同システムを導入している店舗に立ち寄った際での利用が想定されている。転送を行なう専用サーバーには、いたずらメールなどを送信してくるメールアドレスの管理や転送回数をカウントする機能なども備えている。なお、対応している画像形式はJPEGのみ。 プリントに用いられる印画紙は、はがきサイズで1枚のシートに16枚の画像をレイアウト可能。レイアウト自体は、システム側で行なわれるため、システムを導入した店舗のスタッフは印刷を指示するだけで簡単にプリントできるという。 同社では、同システムを利用するために必要な専用ソフトがインストールされたパソコンとプリンタをセットにしたパッケージを提供する。価格は12万円。ソフトウェアだけでも提供され、こちらの価格は4万円。また、画像付きメールの転送は1回につき100円だが、月額9,800円で使い放題のコースも用意されている。このほか、シールタイプの印画紙は1枚25円で提供される。 販売を行なうネットハンズによると、「専用のキオスク端末を利用した同様のサービスは、導入したい店舗にとって、場所の確保が一番の難点となる。同システムはパソコンを設置するスペースだけなので気軽に導入してもらいたい」としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.21j.com/nethands/casya/index.html （関口 聖） 2003/03/05 15:20 | ||||||
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