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ドコモ、端末の回収・リサイクルに関するレポートを公開

 NTTドコモは、携帯電話の回収・リサイクルに対する同社の取り組みを紹介するレポートを公開した。

 同レポートによれば、ドコモが2001年度に回収した端末は約1,057万台。電池パックや充電器などの付属品も、それぞれ933万個、292万個回収したという。これは、国内全事業者の回収総数の約80%に相当する。

 携帯電話の部品はその100%をリサイクルする仕組みが確立されており、銅、鉄、コバルト、ニッケル、銀、アルミニウム、金、パラジウム、スラグなどの工業資源に再生される。中でも多い銅については、ドコモだけでも約62トンにもおよび、10円硬貨約1,400万枚に相当する。

 レポートでは、そのリサイクルフローが紹介されているほか、同社が2001年度に約17億円を回収に費やしたことも明らかにされている。なお、端末1台あたりに換算すると170円以上の費用がかかる計算になる。

 同社によると、メールやカメラで撮影した画像データを残しておく目的で使用済みの端末を持ち続けたいというユーザーの希望もあり、回収率は鈍化傾向にあるという。FOMAのように、端末と回線契約(FOMAカード)が別々になると、こうした傾向はさらに強まる可能性が高い。

 同社では、目覚まし時計代わりにするなどして古い端末を持ち続けること自体は問題ないが、一般の不燃ゴミとして廃棄されると環境負荷に繋がるため、不要になった際にはドコモショップに持ち込み、リサイクルに協力してほしい、としている。他の事業者の端末の回収も受け付けている。

 ドコモでは現在、使用済みの端末や電池パックなどを窓口に持ち込むと、抽選でDVDプレーヤーやオリジナルトートバックがプレゼントされる「ドコモカムバックキャンペーン」を実施している。期間は4月30日まで。



URL
  「携帯電話の回収・リサイクルへの取り組み」(PDF形式)
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/new/report/pdf/0303report.pdf
  ドコモカムバックキャンペーンの概要
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/campaign/come_back/


(湯野 康隆)
2003/03/27 17:26

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