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ドコモ、505iシリーズ6機種を公開

 NTTドコモは、iモード端末の新主力ラインナップ「505i」シリーズを発表した。発表と同時に明らかにされたのはNEC、シャープ、ソニー・エリクソン、パナソニック、富士通、三菱の6社の端末。今回発表された全ての端末は、QVGAサイズが表示可能となっている。これに伴なって8日、都内で発表会が行なわれ、現在開発中の端末6機種が紹介された。

 なお、ドコモのiモード企画部長の夏野 剛氏によれば、端末の発売時期は「今後3カ月以内に順次発売される」とのこと。価格帯については、「今までの携帯電話と大差ない」とするに留まっている。


D505i

 「D505i」は、有効画素数約63万画素(最大記録画素数約123万画素)のスーパーCCDハニカムカメラを搭載した三菱電機製のiモード端末。メインディスプレイに、262,144色表示が可能な約2.2インチ半透過反射型MD-TFD液晶、サブディスプレイとして、65,536色表示が可能な約1.1インチ半透過反射型MD-TFD液晶を搭載する。カメラはヒンジ部分に装備され、端末を開くと自分撮り用カメラとして利用可能。折りたたむとヒンジ部のカメラが底面部に現われ、通常のデジタルカメラのようなスタイルで撮影することもできる。外部メモリにはメモリースティックDuoを採用している。

 連続待受時間は約520時間で、連続通話時間が約135分。大きさは約106×49×26mmで、重さが約115g。ボディカラーは、ホワイトとブラックとブルーの3色(いずれも仮称)。


D505i背面部 端末を開いたところ

メニュー画面は表示面積が大きいせいか、とてもクリアな印象 ヒンジ部のカメラが、端末を閉じると底面部に現われる

通常のデジタルカメラのように撮影ができる 自分撮りで撮影

メモリースティックDuoのスロットは側面に QVGAで設定画面の表示量も多い

F505i

 「F505i」は、指紋認証機能を搭載した富士通製端末。指紋認証は、ボタン部の下に配列された読み取り部分に指先を置いて行なう。数字などのパスワードよりも、よりセキュアな環境で利用できるとのこと。なお、現状では端末ロックなどローカルなセキュリティ機能を実現するものとなっているが、将来的には、指紋認証を使ったセキュアなコンテンツサービスの提供も検討しているとのこと。

 このほか、背面部分に123万画素のCCDカメラを搭載している。マクロモードも利用できる。また、262,144色表示が可能な、約2.2インチ半透過型TFT液晶をメインディスプレイに、約1.1インチ256色表示の有機ELをサブディスプレイとして装備している。QRコードに対応し、外部メモリはminiSDを採用している。

 連続待受時間は約525時間で、連続通話時間が約145分。大きさは約98×48×21mmで、重さが約105gとなっている。ボディカラーは、ブラック、シルバー、ピンクの3色(いずれも仮称)。

 なお、ドコモの夏野氏は指紋認証機能について、「男性は見られては困るものもあるのじゃないか」とコメント。「私は困る」と大胆な発言で会場の笑いを誘っていた。


F505i 端末を開いたところ

iモード画面 指紋認証画面

登録された指紋ではないので、認証ではじかれる ボタン配置。下部に指紋認証の読み取り部分

フォトライト 側面にはマクロモードの切り替えイッチ

N505i

 「N505i」は、QVGAサイズの表示が可能なNEC製のiモード端末。背面に、有効画素数約32万画素のCMOSカメラを搭載している。レンズ周辺には金属プレートが装備され、「N504iS」同様、別途マクロレンズが付属する予定。

 メインディスプレイに約2.4インチ262,144色表示が可能な半透過型TFT液晶を搭載し、サブディスプレイに約1.1インチ65,536色表示の半透過型TFT液晶を装備する。背面部分には、スピーカーを採用し、より高品質なメロディが再生できるサラウンド機能が搭載される。また、表示スペースが増えたことで、メール返信画面が上下に分割可能となり、本文を参照しながらメールが作成できる「ツインウィンドウ」も採用されている。外部メモリはminiSDを採用している。

 連続待受時間は約350時間で、連続通話時間が約150分。大きさは約98×51×25mmで、重さが約115gとなっている。ボディカラーは、ホワイト、ブラック、シルバーの3色(いずれも仮称)。


N505i 端末を開いたところ

従来の「N」の端末とはメニュー画面が変更されている ツインウィンドウ表示

P505i

 「P505i」は、背面・内側に約31万画素のCCDカメラを搭載するパナソニック モバイルコミュニケーションズ製のiモード端末。メインディスプレイには、65,536色表示が可能な約2.2インチ全透過型TFT液晶が搭載され、背面に65,536色表示の約1.1インチ半透過型TFT液晶を装備。「P504iS」と同様、薄さにこだわるパナソニックでは、メガピクセルカメラを端末に搭載すると、どうしても厚みが出てしまうため、今回は31万画素を背面と内側に装備するまでに留めたという。QRコードに対応し、外部メモリはminiSDを採用する。

 連続待受時間は約540時間で、連続通話時間が約140分。大きさは約100×50×21mmで、重さが約120gとなっている。ボディカラーは、レッド、ブラック、シルバーの3色(いずれも仮称)。


P505i 端末を開いたところ メニュー画面

SH505i

SH505i
 「SH505i」は、シャープ初の50Xiシリーズとなるiモード端末。メインディスプレイに、約2.4インチ262,144色表示が可能な全透過型3D対応CGS液晶を搭載。背面には、約1.2インチ65,536色表示の半透過型STN液晶も装備している。「SH251iS」と同様に、3D表示が可能。

 J-フォンの「J-SH010」のように、背面のヒンジ部付近にカメラが搭載されている。搭載されるカメラは、有効画素数約100万画素(最大記録画素数約78.6万画素)のCCDカメラとなっている。レンズ部にはマクロモードの切り替えスイッチも用意されている。

 連続待受時間は約350時間で、連続通話時間が約130分。大きさは約102×50×21mmで、重さが約115gとなっている。ボディカラーは、ホワイト、ブラック、シルバーの3色(いずれも仮称)。


端末を開いたところ レンズ部分でマクロを切り替える

画像ではわかりにくいが3D表示。SH251iSよりも3Dであることがよくわかる印象 撮影した画像の印刷を考慮してDPOFが指定できる

各種設定画面 ボタン部下の「view」ボタンでカメラ撮影時にサイズが変更できる

SO505i

 「SO505i」は、端末を回転させることで、ボタン部分が現われるユニークなスタイルを実現したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のiモード端末。PDAを小さくしたような端末を、左右に180度回転させて、メールや通話が可能。なお、通話は端末を閉じた状態でも行なえる。

 底面部のカバーをスライドさせることで、有効画素数約130万画素(最大記録画素数約123万画素)のCCDカメラが現われる。端末を閉じた状態で横にすると、通常のデジタルカメラのように構えられる。

 ディスプレイ部は、約2.2インチ262,144色表示が可能な半透過型低温ポリシリコンTFT液晶を搭載。ソニー・エリクソン製端末でお馴染みのジョグダイヤルも搭載され、メニュー画面も従来のものを踏襲している印象。外部メモリにはメモリースティックDuoを採用している。

 なお、開発中の製品で使用されていたフォントは、見難くはないものの、ドットの荒いフォントが採用されていた。製品版で同様のものが採用されるかどうかは未定。ボディカラーは、ホワイト、ブルー、シルバーの3色(いずれも仮称)。


SO505i 端末を回転

回転させるとボタンが現われる 底面部にはカメラを搭載

スライドさせるとカメラが現われる 上部に赤外線機能を搭載。上部はアンテナ

アンテナ部分 撮影モードを選択

So-netのケータイポストペット ボディカラーは、ホワイト、ブルー、シルバーの3色(いずれも仮称)

メモリースティックDuoは側面に入る キーロックも可能


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0408a.html

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(津田 啓夢)
2003/04/08 23:12

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