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ACCESSのCEO荒川氏、入学式でクリエイター向けに特別講演

ACCESS代表取締役社長 荒川 亨氏
 ゲームクリエイターを養成する専門学校「デジタルエンタテインメントアカデミー」の入学式が都内で開催され、その中でACCESSの代表取締役社長 荒川 亨氏による「ユビキタスネットワークとデジタルエンタテインメント」と題した特別講演が行なわれた。

 荒川氏はまず、1984年に設立されたACCESSの沿革にふれ、「コネもなく、金もない若者が、“日本発のオリジナルソフトを世界に”という夢だけで設立した」と当時の様子を語った。同氏によれば、同社では現在、携帯端末やゲーム機、情報家電といった組込向けにブラウザ「NetFront」シリーズなどを、世界中で端末8,590万台(2003月2月末累計出荷台数)に供給するようになり、従業員も連結ベースで400名を超えたという。


創立当初のACCESS
組込向けブラウザ「NetFront」は世界中の端末に供給されるようになった

 続いて、iモードなどのモバイルネットワークなどに言及し、そうしたユビキタスネットワークは、出版・電話通信・テレビ放送といった既存メディアにならぶ第4のメディアであるとの見解を示した。同氏によれば、「BluetoothやIrDA、非接触型ICカードなどの技術により、近い将来には様々な機器と“ランデブー(連携・接続)”できる携帯電話が出現し、新しいサービスも開始されるようになるだろう」という。

 「ゲームコンテンツは、ユビキタスネットワークの目玉の1つ」という荒川氏は、単純で安価な携帯電話向けゲームが手軽にダウンロードされている例を挙げ、「いかにユーザーの時間とお金をゲームに振り分けてもらえるかがポイント」とした。

 講演の最後には、新入生に対して、「試行錯誤し、時には失敗することもあるだろう。だが、夢の実現に向けて真剣にチャレンジして欲しい」と熱いエールを贈っていた。


携帯電話は、さまざまな機器とランデブーできるようになる ネットワークゲームは、ユビキタスネットワークのキラーアプリだという


URL
  ACCESS
  http://www.access.co.jp/
  デジタルエンタテインメントアカデミー
  http://www.d-e-a.co.jp/


(鷹木 創)
2003/04/14 15:03

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