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静岡インターネットは、携帯電話のメールを利用して、グループ内でチャットのようなメール送受信を可能にするケータイ専用メールチャットシステム「MJam」（エムジャム）の提供を開始した。利用料は無料。 「MJam」は、iモード・J-スカイ・EZwebなど携帯電話のメールを利用して、グループ内でチャットのようなメール送受信ができるサービス。グループ専用のメールアドレスにメンバーの誰かがメールを出すと、その返信をサーバー側で任意の時間留めておいて、一定期間内に送信されたメールをまとめてチャット風にしてメンバーに送信する。参加者は送信されてくるメールに返信する形で、チャット風のコミュニケーションを携帯電話のメールで利用できる。 チャットに参加すると、受信者が返信メールを返していなくても、任意の設定時間になれば、他のユーザーが返信したメールが送信されてくる。チャットの会話から抜けたいときは、返信メールの題名（タイトル）に「バイ」と入力して、チャットから外れることが可能。絵文字は利用できない。 なお、サーバーの待機時間はデフォルトで3分に設定されている。管理人はメール送信によって、この待機時間を任意に設定できるほか、1人のユーザー1回の発言は初期状態で最大192文字までに設定されているがこちらも任意に変更できる。 登録方法は、ユーザーは指定のアドレスに空メールを送信し、その後返信されたメールで登録を行なって管理人となる。管理人は、他のユーザーにチャットのグループに参加を呼びかける「お誘いメール」を送信して参加者を募る。1つのグループには、管理人を含めて5人まで参加できる。 静岡インターネットは、今回のサービスを無料で提供する。ユーザーには、登録されているアドレスに、MJamのメンテナンスなどの情報が通知されるが、そちらのメールに「ニーズがあれば、広告を配信していく」としている。また今後、企業向けに同サービスをクローズドで提供するような展開も考えられるとしているものの、同社では、「Webベースではなく、携帯電話のメールを利用したチャットシステムをやってみたかった」という。同サービスは、設定などのほとんどをメール送信によって行なっており、「メールはキャリアに依存しない」とメールの利点も挙げていた。 ■ ＵＲＬ 「MJam」サービス案内（携帯電話向け） http://mjam.net/ 「MJam」サービス案内（パソコン向け） http://www.mjam.net/ （津田 啓夢） 2003/05/06 16:59 | ||||||
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