| ||||||
|
日本無線（JRC）は、DDIポケットのAirH"PHONE端末「AH-J3002V/AH-J3001V」向けの新ファームウェアを公開した。同社のWebサイトからプログラムをダウンロードできる。 今回のファームウェアは、ブラウジング・メール送受信時の接続性や、通信時の安定性および、画面表示や端末動作の安定性を向上させるもの。また、ファームウェア書き換え時の保護プログラムも追加される。アップデートは、インターネットに接続したパソコンと「AH-J3002V/AH-J3001V」をUSB接続して行なう。あらかじめ端末をパソコンとUSB接続するためのドライバが必要となる。そちらのプログラムも専用Webサイトからダウンロード可能。 ファームウェアのアップデートプログラムは、Windows版とMac OS 9.X版、Mac OS 10.X版が用意されている。ユーザーは、ダウンロードしたプログラムの指示に従ってアップデートを行なう。 まず、パソコンと端末を接続しない状態で端末の電源を切って、あらためて端末の数字キー「7」「8」「9」を同時に押しながら電源を入れて「書換モード」に設定する。画面上に「書換モード」の表示があることを確認し、パソコンとUSB接続、プログラムが端末との接続を確認後、ファームウェアの更新作業に入る。なお更新作業中は、端末の画面に「書換中 電池・USBコネクタを抜かないでください」との注意が表示される。
ファームウェアのアップデートが終了すると、端末は自動的に再起動を行ない、パソコン側に更新の終了がアナウンスされる。端末側にはファームウェアが更新されたことが確認できるような画面はない。パソコン画面上で更新終了が表示され、端末が自動的に再起動すればファームウェアは問題なく更新されているとのこと。 JRCでは、4月25日に今回のファームウェアの開発途中のバージョンを誤って公開してしまった経緯がある。同社のWebサイトでは、今回のファームアップをユーザーの責任で行なうようアナウンスしており、ファームアップ前に「ファイル転送ユーティリティー」などで、あらかじめデータをバックアップしておくよう勧めている。
■ ＵＲＬ ファームウェアダウンロードページ http://www.jrcphs.jp/j300v/download.html ファームアップ実効手順（PDF形式） http://www.jrcphs.jp/j300v/jrcald/windows/VERUP_instwin.pdf 製品情報 http://www.jrc.co.jp/jp/product/comm/airh-phone/ ■ 関連記事 ・ 日本無線、開発途中のAirH"PHONE向けファームウェアを誤って公開 ・ DDIポケット、ブラウザやメーラーを搭載した“AirH"PHONE”2機種 ・ AH-J3002V（エアリーシルバー） （津田 啓夢） 2003/05/08 18:06 | ||||||
|
|