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オムロン、カメラ付き携帯向けプリントサービスを6月から本格スタート

 オムロンは、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を、シールタイプの印画紙でプリントできる端末「ケータイ撮即(さっそく)プリント」を6月から本格的に出荷する。利用料は1枚200円。

 「ケータイ撮即プリント」は、携帯電話で撮影した画像をシールタイプの印画紙でプリントできるというもの。端末には、携帯電話と接続するケーブルのほか、赤外線通信ポートも用意されている。外部メモリにも対応しており、SDメモリーカードおよびメモリースティックDuoのスロットをそれぞれ装備。デジタルカメラの画像もプリントすることができる。

 プリントは、10分割・14分割・16分割と1枚の印画紙に複数の画像が印刷可能で、選択した画像データにフレームを付加することもできる。またプリクラ機のように「らくがき機能」や「スタンプ機能」なども搭載している。

 対応する携帯電話は、NTTドコモやJ-フォン、au、ツーカーの一部を除くカメラ付き端末。なおFOMAには対応していないが、P2102Vの画像をSDメモリーカード経由でプリントすることはできる。今後は505iシリーズなど100万画素クラスのカメラを搭載した携帯電話にも対応していく予定。

 同社ではすでに、2003年1月から首都圏で試験サービスを実施していた。「試験サービスは、初期のプリクラを楽しんでいた20~30代の世代に多く利用されていたようだ。子供の写真をプリントするなど、多い日で80枚程度利用された店舗もあった」という。本格サービスに合わせて、大手DPEショップ「55ステーション」に順次専用端末を設置することも決定しており、今後はミスタードーナツなどのファーストフード店や携帯電話ショップ、ホームセンターなどへも設置していく方針。


プリント例
青の端末もある


URL
  ニュースリリース
  http://www.omron.co.jp/press/2003/s0521.html
  ケータイ撮即プリント
  http://www.ktai-print.jp/

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(鷹木 創)
2003/05/27 14:17

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