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40メロミックス、サラウンドで聞こえる着信メロディや着声

左から、ドワンゴ代表取締役社長・小林宏氏、Gackt、ダイマジック代表取締役社長・浜田晴夫氏、CELL代表取締役副社長・坂本義親氏
 ドワンゴとコンポジットは、携帯電話向けに着信メロディや着信ボイスなどを配信する「40メロミックス」で、サラウンドを実現した「3Dサウンド着信メロディ&ボイス」の提供を6月11日に開始する。

 利用料は月額300円で15曲までダウンロード可能。アクセスは、iモードでは公式メニューの「着信メロディ/カラオケ」→「総合」、EZwebでは「メロディ・カラオケ」→「着信メロディ」、J-スカイでは「着信メロディ・カラオケ」→「総合着信メロディ」から。

 3Dサウンド着信メロディ&ボイスは、ダイマジックとCELLの両社によるサラウンド技術「モバイルサラウンド」を活用したもの。2スピーカーを搭載する端末で再生すると、擬似的にサラウンドが再現されて着信メロディを聞くことができる。当初配信される着信メロディはGacktのHYDEの楽曲などをモチーフにしたもの。両名のサラウンドされた着信ボイスも配信される。対応端末はJ-フォンの「J-K51」、ツーカーの「TK21」。NTTドコモが発売を予定している「N505i」でも利用できる。

 モバイルサラウンドは、5.1chサラウンドを近接した2つのスピーカーで再現するダイマジックの3Dサウンド技術と、携帯電話の限られたスペックにコンテンツを配信してきたCELLの技術を組み合わせて実現したという。

 ダイマジック代表取締役会長兼社長の浜田晴夫氏は、「2つのスピーカーを極限まで近接したと考えれば、1つのスピーカーでも擬似的にサラウンドを再現することは可能。今後は1チャンネルスピーカーの携帯電話でも利用できるようにしたい」とした。また、CELL代表取締役副社長の坂本義親氏によれば、「着うたなどの新サービスに対しても、モバイルサラウンドの技術を対応させてければと考えている」と今後の展開を語った。

 発表会場には、サービス開始当初から素材曲などを提供するタレント・Gacktも登場。自身の3Dサウンド着信ボイスを再生しながら、「すごく可能性を感じる。今後は3Dサウンドが標準になっていくのでは」と予想。また、HYDEのビデオレターも放映され、「“こっちだよ、こっちだよ”という着信ボイスがサラウンドだったら、どこから呼ばれてるか分からなくて面白いかも」と興味を示していた。

 ドワンゴ代表取締役社長の小林宏氏は、「現在40メロミックスの着信メロディ会員は約300万人。今回のサービスをテコに会員数400万人を目指したい」と意気込みを見せた。


ダイマジックの3Dサウンド技術。近接したスピーカーを対象としているため、均質的に聞こえるという 着信メロディを制作するCELLのライブラリーに、ダイマジックの技術が搭載

自身の着信ボイスを再生するGackt。「みんな3Dサウンドを使うようになるよ」と。 ビデオで主演したHYDE。「俺の3Dサラウンド着メロはどうだった」と会場のGacktに感想を聞く場面も


URL
  40メロミックス
  http://www.16melody.com/
  ダイマジック
  http://www.dimagic.co.jp/
  CELL
  http://www.cell-net.jp/
  ドワンゴ
  http://www.dwango.co.jp/

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(鷹木 創)
2003/06/04 17:19

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