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Palmは、役員会議においてHandspringを吸収合併することを決めた。合併後は年内に社名を変更する予定だという。 PDA市場においてここ数年、Palm OS搭載機のシェアが伸び悩んでいたことを背景に、さらなる競争力の強化を狙って行なわれるもの。今回の合併に当たって、Handspringの株主は、1株あたり0.09のPalm株を受け取る。合併後の株比率はPalmが67.8％、Handspringが32.2％。新会社はPDA部門とスマートフォン部門の2部門からなり、全体のCEOには現Palmソリューション部門のCEO、Todd Bradley氏が、PDA部門にはPalm上級副社長Ken Wirt氏が、スマートフォン部門にはHandspringのCOO、Ed Colligan氏がそれぞれ就任する見込み。合併を受け、Handspringは今秋にも解散する。 なお、これまでPalmのソフトウェアを扱う子会社PalmSourceの分社化も発表されている。Palmによると、今回の合併および子会社の分社化により、125人の従業員解雇、年間2,500万ドルものコストダウンが図れるとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（英文） http://www.palm.com/us/entry/news_palm-handspring.html （伊藤 大地） 2003/06/05 17:13 | ||||||
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