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ドコモ、100万画素のカメラを搭載した「SH505i」を6月20日発売

SH505i
 NTTドコモは、シャープ製iモード対応端末「ムーバSH505i」を6月20日に発売する。価格はオープンプライスだが、既に発売されている「D505i」「SO505i」と同じ価格帯になる見込み。

 「SH505i」は、背面ヒンジ部近くに100万画素CCDカメラを搭載したシャープ製iモード端末。シャープとしては初の50Xiシリーズ端末となる。シャープの担当者によれば「携帯電話としての基本を踏まえながら、カメラ関連の機能を向上させた。そのため外観も従来のスタイルを踏襲している」という。

 メインディスプレイに約2.4インチ、26万2,144色のQVGA(240×320ドット)システム液晶を搭載。「SH251iS」と同様に3D表示機能を備え、その明るさは1.5倍になっているという。背面のサブディスプレイは、96×64ドットで65,536色表示が可能なSTN液晶となっている。キー側ボディの右サイドにminiSDカードスロットを装備しており、同梱のminiSDカード(16MB)を使用すれば、iショットSサイズでノーマル画質の静止画の場合、最大約800枚保存できるほか、最大約30分の連続録画が可能。なお、パッケージにはSDカードアダプタが同梱される。

 搭載されるカメラは、放送用カメラにも用いられている「フレームインターライントランスファ型」による100万画素CCD。強い明かりの下で撮影した場合に光が縦ににじむ「スミア現象」が従来のCCDに比べて低減されているという。暗闇での撮影のために、ピクチャーライトを装備しているが、点灯しなくとも1ルクス程度の明るさであれば撮影できる。撮影できる画像サイズは、iショットSサイズ(120×120)、iショットLサイズ(288×352)、メインディスプレイ用待受画面サイズ(240×320)、サブディスプレイ用待受画像サイズ(96×64)、VGA(480×640)、XGA(768×1,024)の6種類。撮影したXGAサイズの画像をスムーズにiショットサイズへ変換する機能が用意されているほか、3D表示用の画像に変換することもできる。撮影時には、シーンに最適な撮影が可能になる「夜景モード」「スポーツモード」「文字モード」に加えて、マクロ撮影が可能な「接写モード」が利用できる。

 また、QRコード・バーコードの読み取り機能も搭載。読み取った内容を手軽にアドレス帳へ登録できる。また撮影した画像からメールアドレスなどを読み取るOCR機能を搭載しており、読み取ったテキストが不正確でも予測変換のように正しいものへ修正して利用できるようになっている。

 このほか、キー部分下部に設けられた「アシスタントビュー」キーも特徴的な機能の1つ。通話中やメールの本文入力中に押すと、画面にスケジューラーやアドレス帳、電卓などへのショートカットメニューが表示され、端末内のデータを閲覧できるようになっており、携帯電話を手帳代わりに上手く活用できる工夫が施されている。もちろん、他の505iシリーズの端末同様にiアプリDXやFlashにも対応している。

 本体の大きさは102×50×24mm(高×幅×厚)。重さは約125g。連続待受時間は約300時間で、連続通話時間は約130分。本体カラーは、アトランティックブルー、シベリアンシルバー、ニューヨーカーブラックの3種類。


SH505i
左からニューヨーカーブラック、シベリアンシルバー、アトランティックブルー

24mmというスペック上の厚さよりも薄く感じる キー側ボディ背面。スピーカーが右下部。反対側に位置するのはminiSDカードスロット

キー配列。一番下に「アシスタントビュー」キーがある miniSDカードスロット

赤外線ポートと外部接続端子 イヤホンジャックは平型を採用

背面の100万画素CCDカメラ カメラのすぐ横に配されたピクチャーライト。背面ディスプレイ下部のキーを操作することでライトだけを起動できる

SH251iSのデザインを継承した背面液晶周辺。自分撮り時にはもちろんファインダーとして利用できる

メインメニュー メインメニューは「設定」「ライブラリ」「アクション」「ツール」の4つのみ。十字キーを左右に押して選択できる

待受時に十字キーの下を押すとショートカットメニューが表示される 「アシスタントビュー」キーを押すと表示されるメニュー

iメニューボタンを押すと表示されるメニュー 公式メニューの表示

メールメニュー。全てのメニューはグラフィカルな演出がされているが、基本的に縦型のリスト式 メール入力時。予測変換機能などを搭載

カメラ起動時の画面 レンズ脇のスイッチを接写モードに設定していると、起動時にも表記される

静止画撮影画面 画面領域全てをファインダーにすることもできる

ズーム撮影も可能 シーンにあわせた撮影モードも用意

XGAサイズで撮影した画像をiショットサイズに変換できる 変換した画像は、元画像とは違うデータとして保存される

撮影画像閲覧時のサブメニュー 画像編集メニュー

動画再生画面 撮影できる動画サイズは3種類

撮影した動画データのプロパティ。拡張子はNOA。

マクロ撮影。(リンク先は待受画像サイズ) 窓越しに夕暮れのビジネス街を撮影。リンク先は無加工のXGAサイズの画像 同じ画像をiショットLサイズに変換。(リンク先がiショットLサイズの無加工画像)

ドコモスタッフが撮影したXGAサイズの画像 リンク先は、左の画像をプリントアウトし、300dpiでスキャンしたもの

ズーム無しの通常撮影(リンク先は待受画像サイズ) ズーム1段階目(リンク先は待受画像サイズ) ズーム2段階目(リンク先は待受画像サイズ)

ズーム3段階目(リンク先は待受画像サイズ) ズーム4段階目(リンク先は待受画像サイズ) ズーム5段階目(リンク先は待受画像サイズ)

ズーム6段階目(リンク先は待受画像サイズ) ズーム7段階目(リンク先は待受画像サイズ) ズーム8段階目(リンク先は待受画像サイズ)

最大ズーム(リンク先は待受画像サイズ)

QRコードを読み取る機能も 読み取ったデータはそのままアドレス帳へ登録できる

OCR機能でメールアドレスを読み取る 読み取ったデータが不正確でも、スムーズに正しいものへ修正できる


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0618.html
  製品情報
  http://505i.nttdocomo.co.jp/product/sh505i_top.html

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(関口 聖, 鷹木 創)
2003/06/18 17:25

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