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ケータイを使って自販機で買い物

 プロ・テクトはインターネットに接続できる携帯電話を用いた自動販売機向けの小額決済システム「モバイル・マネー・システム(MMS)」を開発した。今秋より自動販売機などでの実用化を目指す。

 同システムはインターネットに接続できる携帯電話を、小額決済時の認証に用いるというもの。ユーザーはまず、MMSに対応した代金回収業者などからユーザーIDを取得する必要がある。そのユーザーIDを自動販売機にメールで送付し、さらにケーブルで携帯電話と自動販売機を接続することでユーザー認証を行なう。その後、ユーザーが購入した商品の代金は業者により決済される。ユーザーIDの送付には、iモードの場合だと1~2円程度の通信料がかかるという。

 同社では現在のところ、iモードを用いて開発を行なっているが、今後はインターネット接続機能を持つすべての携帯電話に対応していくとしている。また、自動販売機と携帯電話の接続方法に関しては、耐久性の低いケーブル接続ではなく、携帯電話の画面に表示させた2次元バーコードを用いる方法や、無線データ通信(ブルートゥース)などの利用についても開発中だという。

 なお、同システムを利用するには自動販売機側に「モバイル・マネー・システム・ユニット(MMS/U)」と呼ばれる端末を設置する必要がある。MMS/Uには通信回線が必要が、現在一部の自動販売機が在庫確認などに使用しているDoPaやPHSのネットワークが流用できる。また、同社では自動販売機に限らず、コインパーキングなどの小額決済や自宅などの鍵としても、同システムを応用していきたいとしている。



URL
  プロ・テクトのホームページ
  http://www.lil.co.jp/~protect/


(白根 雅彦)
2000/05/30 12:55

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