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京セラ、最大1Mbpsの無線データ通信を豪州でテスト

 京セラは、下り最大1Mbpsの高速通信が可能なワイヤレスデータ通信システム「i-BURST」のテストを、今秋オーストラリアで実施する。米ArrayCommからのライセンス供与を受けて行なわれるもの。

 「i-BURST」は、下り最大1Mbpsの高速データ通信が可能な無線データ通信システム。TDMA・TDD方式(時分割多重アクセス方式)と呼ばれる通信方式を使って、平均850kbps程度の通信速度でデータ通信が行なえるという。

 無線による高速データ通信サービスとしては、KDDIが「CDMA2000 1xEV-DO」の試験サービスを今年4月より国内で行なっている。そちらのスループットが下り最大2.4Mbps、平均で600kbps以上となっており、京セラでは「i-BURSTは、1xEV-DOよりも速いのではないか」としている。ただし、1xEV-DOで実現されるといわれている高速ハンドオーバーに関しては、「1xEV-DOと同様にモバイル性は持っているが、可動性については保証できない」としており、どちらかというと公衆無線LANサービスに近いデータ通信になりそうだ。

 なお、一部報道で、「PHSの発展したもの、850kbpsの速度保証、定額制」と取り上げられている点については、「PHSとは異なるし、速度保証もないだろう。イメージとしては無線版のADSLのようなもの」としている。日本国内での展開については、未定としているが、現在、韓国や中国、米国での試験についても検討しているという。



URL
  京セラ
  http://www.kyocera.co.jp/
  ArrayComm(英文)
  http://www.arraycomm.com/


(津田 啓夢)
2003/07/10 15:57

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