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矢野経済研究所調査、2002年度の携帯出荷シェアトップはNEC

 矢野経済研究所は、2002年度の携帯電話出荷台数と2003年度の出荷予測をまとめた調査レポート「2003-2004モバイルコミュニケーション総市場」を発表した。現在同社サイトでサマリーが公開されているほか、詳細なレポートが100,000円で販売されている。

 今回発表されたレポートは、国内の携帯電話メーカーや通信事業者などに対して2003年4月~6月にかけて実施されたもの。2002年度の携帯電話・PHS・3G端末全てを合計した総出荷台数は、4,339万5,000台。そのなかでシェア1位となったのは、832万台(19.2%)を出荷したNEC。2位にはパナソニックモバイルコミュニケーションズ(732万台)、3位はシャープ(506万台)となった。4位以下は、東芝、富士通、三菱電機、三洋電機、ソニー・エリクソン、京セラ、カシオ計算機の順となっている。

 メーカーごとの分析では、シャープがJ-フォン向け端末でやや減少したものの、NTTドコモのiショット端末として「SH251i」などを提供したことで減少分を補ったとされている。東芝はJ-フォン向けのJ-T07/J-T09で売れ行きを伸ばしたほか、au、ツーカーそれぞれに供給している端末も堅調で、NTTドコモ向けにPDC端末を出荷していないメーカーの中ではトップとなっている。

 2003年度の出荷台数予測では、シャープがSH505iによって増加が見込まれるものの、J-フォン向けでは他メーカーの影響もあって2002年度並となり、総計で550万台になるとされている。またパナソニックモバイルコミュニケーションズや東芝は前年度並で、NECは3G端末の供給によって2002年度以上の出荷台数になるとしている。

 このほか同レポートでは、2003年度のカメラ付き携帯電話についての分析も掲載。総出荷台数の約9割がカメラ付き端末になるとしたほか、100万画素以上のカメラを搭載するものは、カメラ付き携帯電話全体の約43%まで増加すると見込んでいる。



URL
  プレスリリース
  http://www.yano.co.jp/press/2003/030710.html


(関口 聖)
2003/07/10 19:56

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