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新CLIE「PEG-UX50」、専用CPU搭載でフルモデルチェンジ

IMNC・ハンドヘルドコンピュータカンパニープレジデント吉田雅信氏

PEG-UX50
 ソニーマーケティングは、独自に開発したCLIE用アプリケーションCPU「Handheld Engine」を搭載したキーボード付きPDA「PEG-UX50」を8月9日に発売する。価格はオープンプライスとなっているが、店頭価格は69,800円程度になる見込み。

 「PEG-UX50」は、Palm OS 5(ver.5.2)を搭載したキーボード付きPDA。同社が独自に開発したCPU「Handheld Engine」を搭載し、最大30fpsの動画を再生できる。内蔵メモリは合計104MB。そのうちユーザー使用可能領域として、SDRAM約16MB、フラッシュメモリ約22MBが用意されている。

 本体は従来からのウイングスタイルの特徴を残しつつ、縦長筐体から幅の広い横長の筐体へと変更された。ディスプレイには3.2インチ(480×320ドット)で65,536色表示可能なバックライト付TFT液晶を搭載。ウェーブフォルムが印象的なキーボードも搭載されている。

 本体には、300度回転する約31万画素のCMOSカメラを装備。最大記録画素数は、静止画では640×480ドットのVGAサイズまで、動画では160×112ドットまでとなっている。また、USB端子や赤外線ポート、ヘッドホン・ステレオミニジャックなどが用意されているほか、大容量のメモリースティックに対応したスロットも用意されている。こちらではメモリースティックPROなど各種メモリースティックが利用できるが、メモリースティックPROの高速転送機能や、メモリースティックシリーズのマジックゲート(著作権保護)機能はサポートされていない。

 また、コミュニケーション機能が重視されており、IEEE802.11bに準拠した無線LAN機能やBluetoothといった通信機能を装備。対応する機器と接続することができる。なお、Bluetoothのプロファイルは、ヘッドセットやダイヤラなど一般的なもの。AVプロファイルなどはサポートされなかった。

 さらに「PEG-UX50」には、アイコン表示を立体描画する3Dランチャーや、同社のデジタルカメラ「サイバーショット」シリーズなどで撮影したMPEG形式の動画再生できる「Movie Player」、手書き認識ソフト「デクマ 手書き入力」などがプリインストールされている。このほか、ブラウザにACCESSの「NetFront v3.0 for CLIE」を採用。ZIP形式の圧縮ファイルを端末上で展開できる「CLIE Files」、ExcelやWord、PDF形式のファイルなどを閲覧できるビューワー「Picsel Viewer for CLIE」、ATRAC3やMP3形式のオーディオファイルを利用できる「Audio Player」なども用意されている。

 同社IMNC・ハンドヘルドコンピュータカンパニープレジデント吉田雅信氏によれば、「PEG-UX50では新しいCPUを搭載したが、OSには従来通りPalm OSを搭載している。今まで利用していたソフトとの互換性に問題はない」という。

 電源は内蔵されたリチウムイオンポリマー充電池。PIMアプリをバックライトオフで1日30分使用し、省電力モードで電源を切った場合で、約14日間の使用が可能。無線LAN使用時では、バックライト最大で約2.5時間の通信ができる。折りたたみ時の大きさは103.0×86.5×17.9mm(幅×奥行×高)で、重さは175g(スタイラス含む)。


PEG-UX50本体 ウイングスタイルの特徴である回転式の液晶ディスプレイはそのまま

左側面。電源スイッチや赤外線ポートなど 本体右側面。メモリースティック用スロットを装備

回転式のカメラをキーボード上部に装備。キーボードは波をイメージしたもの 押しやすさにもこだわっているという

Bluetooth対応のデジタルカメラ「DSC-FX77」をリモートコントロール パッケージに同梱されるクレードル(左)

「Handheld Engine」を手に説明する吉田氏
 同社の開発したCPU「Handheld Engine」は、ARM926をコアにしたCLIE用CPU。広帯域64Mb DRAMが搭載され、独自の広帯域BUSアーキテクチャーを採用。ソニー・コンピュータエンタテインメントの半導体生産拠点である長崎SCE Fabで生産されている。同CPUの動作周波数は8〜123MHz。使用するアプリなどによって周波数をコントロールする「Dynamic Voltage and Frequency Management(DVFM)」により、動作周波数が可変するようになっている。

 吉田氏は「最大でも123MHzという動作速度は、遅いと思われるかもしれないが、消費電力も重要なファクターになるPDAでは周波数を上げることだけが性能向上の方法ではない。むしろ、今回の重要な点はDRAMを混載し、多くのデータをやり取りする帯域を広げたこと。CLIEで30fpsの動画データを再生することを1つの目標にして開発し、高性能化と低消費電力化の双方を実現した」と述べ、「Handheld Engine」と「PEG-UX50」について自信を覗かせた。


高性能化と低消費電力化を両立したという システムブロック図

Open GLに対応した3Dグラフィックを表示できる デモンストレーションでは、ワイヤーフレームの3Dグラフィックが披露された

スタミナの比較 トランスルーセントモデルも展示されていた


URL
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200307/03-0717/


(鷹木 創)
2003/07/17 16:52

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