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ジェネシス、au携帯向けのカスタム携帯ショップオープン

KLAPの外観。最寄駅は東武野田線の北大宮駅。旧中山道沿いにある
 ジェネシスは、auの携帯電話ボディに薄い保護カバーを取り付けることで携帯電話をカスタマイズしたり、1点ものの着せかえパネルを販売するカスタム携帯ショップ「KLAP」をさいたま市にオープンした。営業時間は10時~19時。

 KLAPは、携帯電話のボディにプラスチック製の保護カバーを装着することでオリジナルの携帯電話デザインが楽しめる携帯電話ショップ。カスタマイズサービスはau端末向けに展開されるが、J-フォン端末の販売も行なっており、今後ドコモ端末の販売も行なわれる見込み。カスタマイズに対応する端末は、A5304T / A1301S / A1302SAとなるが、8月にもA5401CA / A5402S / A1401K / A1304Tがサポートされる予定。

 ボディとカバーは両面テープで接着する。KLAPの鈴木覚子店長は、「通常のカスタムショップで端末を加工したり、ユーザーが自分で端末を加工してしまうと故障した場合の保証対象外になるばかりか、機種変更が受けてもらえない場合がある」と語る。KLAPではこうした点を考慮してKDDIと話し合いを行なって、保護カバーという方法を採用。ユーザーは自分でカバーを取り付けることもできる。これまで携帯電話が傷ついてくると機種変更してしまっていたユーザーも、保護カバーを装着することで「長く端末を使い続けられるのではないか」としている。


広々した店内 スタッフは20代前半が多いという

 1号店となる今回の店舗では、通常の携帯電話ショップとは異なり、ゆったりとした空間の中にダウンライトやプロジェクターが配され、携帯電話ショップらしくない印象を受ける。店内にはハイビスカスがあしらわれたカバーなど、女性を意識したデザインのものが主にディスプレイされており、ビーズを使ったかわいらしい着せかえパネルなども並んでいた。また、ネイリストの有資格者をデザイナーに採用し、パネルと付け爪のセット販売などの販売も行なっていくという。

 商品は全て1点ものとなり、オーダーメイドで自分の好みのデザインを楽しむことが可能。オーダーメイドの場合は、完成するまでに1週間程度の期間が必要となる。端末やデザインによって価格は異なるが、保護カバーが7,000円程度、着せかえパネルが2,000円~。携帯電話と保護カバーのセット販売も行なわれており、オリジナルパネル付きのA1301Sが新規価格8,980円とアナウンスされていた。

 KLAPでは当初、高校生や大学生などをターゲットに置いていたが、現在は30代男女の来客が多いという。1点ものということで価格設定も高めに設定されており、鈴木店長は「比較的お金に余裕のある層が受け入れてくれた」と語る。シーズンごとに商品ラインナップは順次リニューアルされ、今後、デニム地や、フェイクファーを使ったローファイなデザインの保護カバーも登場する見込み。

 ジェネシスでは、今回の1号店を皮切りに主要8都市で郊外型の店舗をオープンする予定。ただし、店舗ごとに商品ラインナップや売り場コンセプトも変更していくという。鈴木店長は、「むやみに店舗数を増やさず、“ここでしか買えない”というような商品を置きたい」と語った。また、KLAPが都心部などで展開しない理由は「渋谷などではどうしても店舗面積が小さくなってしまうし、たとえブームになってもすぐに過ぎ去ってしまう」からだという。

 なお、ジェネシスの代表取締役 鈴木真也氏によれば、1点ものの商品だけでなくより安価な量産ベースの商品も検討しているとのこと。同氏は「携帯電話ショップへKLAPブランドの保護カバーなどを卸していきたい」と語る。また、玩具メーカーと提携してキャラクターライセンスを受けた商品も展開していくとのこと。


商品ラインナップ。シーズンごとにリニューアルしていく 人気のウッド調の保護カバー

デザインは豊富に用意されている カバーの裏には両面テープ

配色なども変更可能 オーダメイド用のプレーンなカバー。「般若を入れてくれ」とのオーダーもあったとか

和柄の着せかえパネル カラフルな着せかえパネル

ジュエリー風のパネル。カラーも変更できる 付け爪と合わせたパネル。参考出品として、タカラのBratzをモチーフにしたものも展示されていた

端末とパネルのセット販売


URL
  KLAP
  http://www.klap.jp/
  ジェネシス
  http://www.genesis-inc.com/


(津田 啓夢)
2003/07/29 20:07

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