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NTTPCコミュニケーションズ（NTTPC）は、同社のインターネット接続サービス「InfoSphere IP」のダイヤルアップ接続サービスに、ドコモの@FreeDに対応した固定IP付与サービス「InfoSphere IP ダイヤルアップ接続サービス @FreeDコースIP1タイプ」を追加し、8月1日から法人受付を開始する。これに伴なって、DDIポケットのAirH"端末向けに提供していた同様サービスも「InfoSphere IP ダイヤルアップ接続サービス AirH"コースIP1タイプ」と名称変更する。 「InfoSphere IP ダイヤルアップ接続サービス @FreeDコースIP1タイプ」は、ドコモの定額制PHSデータ通信サービス「@FreeD」の利用者向けに固定IPアドレスを付与する法人向けのダイヤルアップ接続サービス。ユーザーには、インターネット接続を行なう際に常に同一のIPアドレスが付与される。 現在、多くのISPがPHSデータ通信サービスに対応したプランを提供しているが、いずれもDHCPなどの仕組みを用いて動的IPアドレスを割り当てるものだった。NTTPCでは、本社と支店間で固定IPアドレスを使って認証を行なっていた企業において、セキュリティ面の心配から社員が外出先からノートパソコンやPDAなどのモバイル機器で社内ネットワークアクセスするのをためらっていた企業があるとし、AirH"に続いて@FreeDでも固定IP付与サービスを開始する。 なお、@FreeDでのサービス開始に伴なって、従来のAirH"向けの料金プランが変更される。@FreeDコースおよびAirH"コースの利用料はいずれも月額2,000円で、サービス開始時に初期導入費用として別途2,800円かかる。メールアドレスは1アドレス月額100円で、複数のアドレスを取得できる。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttpc.co.jp/press/html2003/20030730.html （津田 啓夢） 2003/07/30 16:40 | ||||||
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