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クアルコム、マルチメディア機能を強化した新チップセット開発

 米クアルコムは、マルチメディア機能を強化したベースバンドチップ「MSM6150」「MSM6550」を開発した。2004年中頃にサンプル出荷が開始され、サンプル出荷後半年程度で量産が開始される見込み。

 今回発表された「MSM6150」「MSM6550」は、今年7月の「WIRELESS JAPAN 2003」で展示されていた「MSM6100」や「MSM6500」といったベースバンドチップのマルチメディア機能をさらに強化したもの。「MSM6100」と同様に、ARM9コアが搭載されたBREW対応のシングルチップとなる。「MSM6150」はCDMA2000 1xに対応する。「MSM6550」はCDMA2000 1xおよび1xEV-DO、GSM/GPRS方式をサポート。CDMA2000 1xEV-DOとGSM/GPRSのデュアルモード端末の提供が可能となっている。

 いずれの製品もQVGAサイズの表示が可能で、テレビ電話機能や動画撮影機能にも対応。MPEG-4やH.263、H.264などの動画形式もサポートする。また、400万画素クラスのCCDおよびCMOSカメラも搭載可能で、端末メーカーはSDカードやminiSDといったメモリカードスロットも装備できる。Bluetooth機能にも対応。

 クアルコム・ジャパンによれば、今回の端末は端末の高機能化が進む日本や韓国、アメリカなどを対象に開発したという。採用する通信事業者などは未定だが、量産時期が2005年前後となるため、ユーザーの手に届くのはもう少し先になりそうだ。



URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.qualcomm.com/press/pr/releases2003/press1253.html


(津田 啓夢)
2003/09/18 16:11

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