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パケット定額制の法人向けサービス「ボーダフォン・ビズアクセス」

 J-フォンは、業務用コンテンツへのパケット通信料を定額料金とし、その利用料金をコンテンツ提供側に請求する新サービス「ボーダフォン・ビズアクセス(Vodafone Biz Access)」を11月4日より開始すると発表した。

 「ボーダフォン・ビズアクセス」は、企業の提供する特定の業務用コンテンツ(特定のURL)に、J-スカイ(10月よりボーダフォンライブ!)のパケット機能を利用して接続する際、パケット通信料を完全定額料金とし、そのパケット通信料をコンテンツ提供側である企業に請求するサービス。これにより「通信費の予算化」「通信費の公私分計」が可能になるとしている。業務にモバイルインターネットを導入する企業の「コストを事前に把握したい」「業務で利用する通信費のみを企業負担したい」といったニーズに応えることが可能になるという。

 月額使用料は対象コンテンツあたり1万円。定額接続料は、対象コンテンツ利用者が100人未満の場合は1人あたり2,000円、100人以上1000人未満の場合は1人あたり1,800円、1000人以上の場合は1人あたり1,700円となっている。音声通話やメール送受信などの利用料金は含まれず、回線契約者に別途請求される。サービス開始時にはボーダフォングローバルスタンダードには対応しないが、今後対応予定としている。

 また、同サービスの発表にあわせてNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、同社のモバイルセキュアゲートウェイサービス「モバイルコネクト」と「ボーダフォン・ビズアクセス」を連携させた、「モバイルコネクトforケータイ Vodafone Biz Accessパック」の提供を11月4日より開始すると発表した。事前試験サービスの提供開始は10月20日からを予定している。

 「モバイルコネクト」は、携帯Webブラウザ端末やパソコン、PDAなどのネットワーク環境から企業などのイントラネットへのセキュアなリモートアクセスを実現するサービス。「モバイルコネクトforケータイ Vodafone Biz Accessパック」では、J-スカイパケット対応機でモバイルコネクトを利用した際のパケット通信料が月額定額となるほか、モバイルコネクトを利用した際のパケット通信料を分計し、モバイルコネクト利用料金とバンドルすることで、J-フォンへの支払いではなくNTT Comに対して一括して支払うことが可能になる。

 また、NTT Comは、J-フォンのJ-スカイパケット対応機およびユーザ個別設置型の同サービス連携機能機器の販売も合わせて行なっていくとしている。



URL
  「ボーダフォン・ビズアクセス」ニュースリリース(PDF)
  http://www.j-phone.com/japanese/release/2003/030918.pdf
  「モバイルコネクトforケータイ Vodafone Biz Accessパック」ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/2003NEWS/0009/0918_2.html


(太田 亮三)
2003/09/18 18:10

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