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au、厚さ11mmでタイル状ボタンが印象的な新端末「INFOBAR」

INFOBAR

 KDDIおよび沖縄セルラーは、厚さ11mmでタイル状のボタンが印象的なストレート型の新端末「INFOBAR(インフォバー)」(三洋マルチメディア鳥取製)を11月初旬に発売する。

 INFOBARは、自由なアプローチでこれまでにない魅力とアイデアを備えた携帯電話を提案することを目的に立ち上げられたプロジェクト「au design project」から登場する端末の第1弾。プロダクトデザイナーの深澤直人氏とのコラボレーションにより生み出された。

 ボディにはマグネシウム合金を使用し、厚さ11mm・重さ87gを実現。スクエアフォルムと四角い大きなタイルキーが印象的だ。EZアプリ(BREW)やEZナビ、着うた、着ムービー対応で、カメラも搭載している。文字入力は「ATOK for au V2」を採用する。最大40和音の着信メロディに対応。

 連続通話時間は約150分で、連続待受時間が約200時間。データフォルダ容量は約3MB、BREWデータフォルダ容量は約1.2MBとなる。大きさは42×138×11mm。カラーリングは、赤をベースにした「NISHIKIGOI」、白と黒(市松模様)をベースにした「ICHIMATSU」、シルバーをベースにした「BUILDING」の3種類が用意される。


プロダクトデザイナーの深澤 直人氏。同氏は「INFOBAR」の名付け親でもある

端末カラーをモチーフにいでたちでモデルが登場
 発表会では、深澤氏が端末の詳細について説明した。同氏は従来の端末が、「技術面が大きく端末デザインに影響している」とし、今回のINFOBARが逆にデザイン側からのアプローチだとした。「今まではキーを見ながら操作するのが人間工学的にに良かった。しかし、日本人はタッチタイピングに慣れている」とし、従来とは異なったタイルのようなキーがタッチタイピングに優れているとした。

 ボディカラーのネーミングにもユニークな面が見られるが、これは、開発者同士で自然と呼びはじめた名称をそのまま利用したという。外観部では従来の携帯端末では利用されていないより高度な塗装技術が用いられており、従来、塗装できなかったアンテナ内部にも塗装を施していると語った。

 また、インターフェイス面では、起動時に蛍光灯が点灯するようなイメージを採用したり、端末を放置しておくとカビが生えたような模様がディスプレイに表示されるなど、「優しいジョークを入れた」(深澤氏)という。

 KDDIでは、これまで展示会などでデザインにこだわったコンセプトモデルの紹介しているが、このプロジェクトは継続し年間数機種程度展示していく予定。なお、今回の端末のように発売するかどうかは未定としている。


左から「BUILDING」「NISHIKIGOI」「ICHIMATSU」 手にしてみると金属の質感のせいか、携帯電話に感じさせない

サイドから見ると非常に薄い サイドにはメールなど起動ボタン

起動時に蛍光灯が点灯するイメージ アンテナ内部も塗装が施されている


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1006a/index.html


(湯野 康隆, 津田 啓夢)
2003/10/06 15:05

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