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KDDI、歩行者ナビなど新ラインナップのサービスを紹介

KDDI 執行役員専務 au事業本部長の中野 伸彦氏
 KDDIは、歩行者向けのナビゲーションサービス対応端末など5機種を10月下旬以降順次発売する。これに伴なって6日、都内で記者発表会が行なわれ、新サービスなどの説明があった。なお、今回発表された端末は、同社のキーパーソンがこれまで講演などで説明してきた高速通信機能に対応した1xEV-DO端末ではない。1xEV-DOについては今回は何も語られなかった。

 まず、KDDI 執行役員専務 au事業本部長の中野 伸彦氏が、auの今後の目標などを発表した。同氏は冒頭、「これまで何度か発表会を行なってきたが、今回の発表会が一番濃いのではないか」と、新端末への意気込みを見せた。まだ確定ではないものの、auの2003年上期(4月〜9月)のauの純増契約数は41%強になる見込み。中野氏は「今後、新規シェアで30%獲得していきたい」としており、「30%でやっと(ドコモと)肩を並べるのではないか」と続けた。


歩行者ナビでGPSサービスをプッシュ

KDDI au事業企画本部 プロダクト統括部長の牧 俊夫氏
 続いて、au事業企画本部 プロダクト統括部長の牧 俊夫氏より、auの3Gサービスの状況と新サービスの概要が語られた。

 auのCDMA2000 1x端末は、9月16日で1,000万契約を突破し、3Gサービス開始以来1年半弱で大台を達成した。そのうち、ムービー対応端末が457万契約と半数近くを占めている。また、着うたサービスも順調で、8月はキャンペーンを実施したせいもあり、1カ月で700万ダウンロードを記録した。

 パケット通信の割引サービスやこうした好調要因に支えられ、auのパケット通信の利用は急速に拡大し、2002年4月にドコモのiモードサービスと同等だった1ユーザーあたりの1日のパケット通信量は、現在450パケットに迫る勢いを見せているという。

 今回の新端末では、「ムービー」とともに同社が従来より提供してきたGPSを利用した位置情報サービスが、より使いやすい形でユーザーに提供される。「EZナビウォーク」は、カーナビのような音声ナビゲーションに対応した歩行者向けナビゲーションサービスで、端末自体が位置を演算して測位するため、測位に関するパケット通信が必要ないのが特長。

 牧氏は、「ムービーは伸びたが、GPSはコンシューマーで伸びていない」と語り、従来の位置情報サービスがコンシューマー市場で成果を挙げていないと指摘。その理由として、「金がかかる」「時間がかかる」「扱いが面倒くさい」の3つを挙げた。

 「EZナビウォーク」では、数秒ごとに自動的に位置情報が更新され、現在地から周辺情報を確認したり、アプリ上から情報コンテンツにもアクセスできる。アプリはEZアプリ(BREW)で提供され、今回発表された端末では、「A5501T」「A5502K」「A5503SA」が対応する。


1ユーザーあたりのパケット利用量はドコモをしのぐ 従来の位置情報サービスとは異なり、数秒ごとに位置情報を更新する

ナビサービスと連動した情報サービスも 音声ナビのほか、バイブレーションやテキスト、アイコンで知らせる

BREWのファイル容量が拡大

 今回のBREW対応端末では、EZアプリ(BREW)のファイルサイズも大きくなった。アプリケーションとスクラッチパッドの合計サイズが300KBに拡大され、3D表示や家庭用ゲーム機などで使われている「2Dスプライト」に対応した。auは現在のJavaとBREWの2本立てではなく、将来的にBREWに集中していくことを明言している。同社では今後、BREWのコンテンツも拡充していく考えだ。

 また、カメラ部分ではメガピクセル画像のメール送信も行なえる撮影モード「メールモード」も搭載される。メガアピクセルカメラ搭載端末で大きなサイズで撮影すると、通常でも200KB程度のファイルサイズになってしまいメールで送信することができなかった。撮影時の画質モード「メールモード」に設定して撮影すると、100KBにファイルが圧縮されるため、従来の1x端末でも画像を受け取れる。牧氏によれば、「(圧縮しても)プリント時にはそれほど遜色ない」とのこと。

 このほか、「A5503SA」ではFMラジオチューナーを内蔵しており、専用のアプリ(BREW)を使って放送中の曲名などを確認できる「Now On Air情報」も利用可能。着うたと連携したサービスも提供される。また、「A5502K」では、QRコードにも対応する。

 KDDIでは、今回の新ランナップのキーワードを「次世代サービス・コンテンツを快適に楽しみたい」としている。全てのモデルの共通仕様ではないものの、クアルコムの新CPUを搭載し、アプリケーションチップによる高速な動作環境を装備、これまで遅いといわれてきたブラウザも新しいものに変更され、外部メモリやQVGA液晶、より大きなムービーサイズに対応したモデルなども提供される。

 今回の端末は、10月下旬から12月にかけて端末をリリースされる予定。価格についての明言は避け、「ドコモの505iシリーズよりも高く売りたいがそうもいかない。買いやすい価格で提供したい」とするに留まった。


容量の拡大によって、ゲーム業界も本格的に参入できるという 「メールモード」は画質モードで選択する

FMラジオチューナー対応端末も発表 新ラインナップの考え方


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1006/index.html

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(津田 啓夢)
2003/10/06 19:03

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