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au、CDMA 1X WIN対応の3モデルを発表

 KDDIおよび沖縄セルラーは、CDMA2000 1xEV-DO方式を採用した新サービス「CDMA 1X WIN(ウィン)」を11月28日から開始する。これに伴なって、携帯電話タイプの「W11H」「W11K」の2モデルと、カードタイプの「W01K」が発表された。価格はいずれもオープン価格となる。


「W11H」
「W11K」

ラウンドフォルムの日立製端末「W11H」

「W11H」
 「W11H」は、「EZチャンネル」、拡張されたムービーメール、ストリーミングなどのCDMA 1X WINの各サービスが利用できる日立製作所製のEZweb端末。EZアプリ(Java)をサポートし、「EZナビウォーク」には対応しない。11月28日発売予定。

 ヒンジ部分に「A5303H」のような31万画素のカメラを搭載し、6LEDのハイパワーツインライトを装備する。ディスプレイは、メインに2.2インチ、QVGA(240×320ドット)表示の高精細液晶、サブに1.3インチ、QQVGA(120×160ドット)表示の液晶が搭載され、いずれも最大26万色表示が可能となっている。

 本体には20MBの内蔵データフォルダが用意され、さらにminiSDカードにも対応する。miniSDカードは、端末底面のバッテリーカバーを外して、miniSDカード用のジャケット「miniSDジャケット」を装着して利用する。

 通話時やメール発信時などにぼんやりと光る「ルミナスシェル」を搭載するほか、側面のスイッチでマナーモードや壁紙、システムカラーなどを簡単に切り替えられる「新気くばりスイッチ」や、着うた・着ムービーに音質を変更できるエフェクト機能も利用可能。日本語変換には「ATOK」と推測変換の「APOT」を採用する。

 また、パソコンライクなプルダウン型のメニュー表示が可能な「フレームメニュー」が用意され、待ち受け画面上にアイコンの設置も可能となっている。端末デザインは「A5303H」を思わせるが、手にした印象は「A5303H」よりも若干厚く感じる。ジャケットを装着するとさらに厚みは増すが、ラウンドデザインのせいかそれほど違和感は感じなかった。

 連続通話時間は約180分で、連続待受時間は約180時間。大きさは約50×100×28mm(幅×高×厚)で、miniSDジャケット装着時の厚さは32mm。重さは約125gで、ジャケット装着時は約132g。ボディカラーは、ブルーラグーン、シルバーシェルの2色が用意される。


W11Hを開いたところ 側面部に「新気くばりスイッチ」

側面にはカメラモード起動ボタンも搭載 ヒンジ部にはカメラを搭載

底面部。底面部サイドにストラップの穴 ジャケット装着時

待受画像。アイコン表示が可能 「フレームメニュー」画面。「EZチャンネル」のコンテンツ保存はこの「番組ガイド」で設定する

au design project第2弾となる京セラ製端末「W11K」

W11K
 「W11K」は、印象的なデザインのストレート型端末「INFOBAR」に続く、同社のデザインプロジェクト「au design project」第2弾となる京セラ製EZweb端末。「INFOBAR」と同様、プロダクトデザイナーの深澤 直人氏が端末デザインを手がけた。こちらもEZアプリ(Java)をサポートし、「EZナビウォーク」には対応しない。12月中旬発売予定。

 多面で構成された斬新なデザインとなっており、「INFOBAR」と同じく、端末の起動・終了時に蛍光灯のイメージが挿入される。「EZチャンネル」、拡張されたムービーメール、ストリーミングなど、CDMA 1X WINの各サービスの対応は「W11H」と同じで、データフォルダやジャケットによるminiSDカードへの対応も共通、ヒンジ部分には、31万画素のカメラを搭載し、6LEDのハイパワーツインライトも装備している。

 プルダウン型のメニュー表示が可能な「フレームメニュー」も装備しており、「新気くばりスイッチ」や、日本語変換の「ATOK」、推測変換の「APOT」といった構成も「W11H」と同じだ。ただし、ルミナスシェルは搭載されていない。

 なおKDDIによれば、今回発表された携帯電話タイプの2モデルは共通部分が非常に多いが、CDMA 1X WINの仕様というわけではないとのこと。連続通話時間は約180分で、連続待受時間は約180時間。大きさは約50×100×28mm(幅×高×厚)で、miniSDジャケット装着時の厚さは32mm。重さは約125gで、ジャケット装着時は約132g。ボディカラーは、ブルーラグーン、シルバーシェルの2色が用意される。

 連続通話時間は約180分で、連続待受時間は約180時間。大きさは約50×100×30mm(幅×高×厚)で、miniSDジャケット装着時の厚さは34mm。重さは約128gで、ジャケット装着時は約136g。ボディカラーは、AKA、KURO、SHIROの3色がラインナップされる。


W11Kを開いたところ ヒンジ部にカメラ

ボタン配置 側面部にはカメラモード起動ボタンなど

ハイパワーツインライト サブディスプレイ下部の「WIN」のロゴは「I」の文字が光るようになっている

「INFOBAR」と同様、アンテナ内部にもカラーリング 側面にストラップ穴

miniSDジャケット装着時 ジャケット内部のポケットにminiSDカードを挿入する

待受画面にアイコン表示が可能 「INFOBAR」と同様の起動画面

「フレームメニュー」画面 通常のメニュー表示

パソコンで高速通信が可能な京セラ製通信カード「W01K」

「W01K」
 「W01K」は、高速パケット通信に対応した京セラ製のPCカードタイプ(Type2)のデータ通信カード。11月28日発売予定。

 今回発表された端末で唯一、パソコンと接続して下り最大2.4Mbpsのデータ通信が可能なモデルとなり、CDMA 1X WINエリア外では、CDMA2000 1x、cdmaOneエリアでそれぞれ144kbps、64kbpsのデータ通信が可能。

 本体に搭載されたダイバーシチアンテナのほか、端末に外部アンテナを接続することもできる。パッケージには、外部ダイバーシチアンテナが同梱される。なお、外部ダイバーシチアンテナを接続した場合は、自動的に内蔵アンテナから外部アンテナに切り替わる。対応OSは、Windows 98SE/ME/2000/XP。

 大きさは約120×54×13mm(幅×高×厚)で、重さが約55g。


同梱する外部ダイバーシチアンテナ アンテナはカードに直接接続する


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1022/

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(津田 啓夢)
2003/10/22 18:55

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