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ヤマハは、人の声を合成できるヒューマノイドボイス（HV）音源に対応した制作ツールの提供を、同社のサイト「SMAF しゃべる！ケータイ」および「SMAF GLOBAL」にて無償で開始した。 今回提供されるのは、音源LSI「MA-5」（YMU765）搭載携帯電話端末向けのHV音源を用いたコンテンツを制作できるパソコン用ソフト。対応OSは、Windows 2000/XP。HV音源は、ひらがなと制御記号で構成された文字列（HV-Script）を入力することで、イントネーションを変化させながら文字を読み上げる音声合成の1種。同時に提供開始されるSMAFオーサリングツールを使えば、着信メロディ楽曲中に合成音声をミックスすることも可能となっている。 Javaから「MA-5」の機能を扱えるA5403CA向けには、ナムコからしゃべる電卓アプリ「読み上げ電卓」と、携帯電話の現在時刻・電池残量・電波強度を読み上げる「ケータイナビゲーターG」の2つのアプリケーションがカシオのメーカーサイト「CA'zCAFE」などで提供される予定。 また、同社はEZweb向けの着信メロディ配信サイト「メロっちゃ！」「MelodicLover」で、HV音源を使用した着信メロディ・着信ボイスを配信するコーナー「デジ声」を開始した。対象機種はA5404S、今後発売される予定のA5403CA、A5502K。 「メロっちゃ！」の利用料は月額300円で20ポイント、月額90円で6ポイント、1曲25円の従量課金制の3コース。1ダウンロードにつき、着メロは2ポイント、着ボイスは1ポイント。「MelodicLover」の利用料は月額200円で10曲、以降は1曲25円の従量課金制。アクセスはどちらも「着信メロディ」→「総合」→「ヤマハ★メロっちゃ！」から。 ■ ＵＲＬ SMAF しゃべる！ケータイ http://hv.smaf-yamaha.com/jp/ SMAF GLOBAL http://smaf-yamaha.com/jp/ ニュースリリース（「MA-5」に対応したHV制作ツールを無償提供） http://www.yamaha.co.jp/news/2003/03121602.html ニュースリリース（「デジ声」着信メロディ・ボイスを配信） http://www.yamaha.co.jp/news/2003/03121603.html （太田 亮三） 2003/12/16 14:13 | ||||||
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